ITを駆使した管理システムでエディー・ジャパンを支える――。共に戦ったコンサルタントの想いとは。
エディー・ジャパンの選手たちには、朝起きたときに必ずやらなければならない日課があった。スマートフォンをネットにつなぎ、疲労度・睡眠の質・ストレスレベルといった主観データを打ち込むのだ。たとえば首・肩・背中など6部位の筋肉痛の状態を入れる。さらに脈拍や体温といった客観データも考慮され、疲れが溜まっている選手がいたら自動的にアラームメールがコーチングスタッフに送信される仕組みになっていた。いわば「コンディションの番人」だ。
この『One TAP』というシステムを共同経営者やエンジニアとともに創り上げたのが経営コンサルタントの橋口寛だ。知人を通して日本ラグビー協会の岩渕健輔GMと出会い、「エディーさんの要求を満たすオリジナルのストレングス&コンディション管理システムを創ってほしい」と依頼を受け、初めてスポーツ界の仕事に挑戦した。
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photograph by photographs by Shinya Kizaki