'10年バンクーバー五輪スピードスケート男子500mで銀メダルを獲得するなど、3大会連続の冬季五輪出場で日本の“お家芸種目”を引っ張ってきた長島圭一郎(日本電産サンキョー)が、昨季限りでの現役引退を発表した。
W杯500mでは通算13勝。かつては1000mも強く、'09年に出した日本記録は今も破られていない。短距離2種目の総合で争う世界スプリント選手権でも'09年に銀、'10年に銅を獲得している。
スケートの実力はもちろんのこと、開けっぴろげなコメントも魅力の一つだった。'14年ソチ五輪の代表発表が行なわれた'13年末の長野・エムウェーブ。長島は、飄々とした口調で言った。
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photograph by JMPA/Asami Enomoto