苦しんだものの、バレーボール女子日本代表は3大会連続のオリンピック出場を決めた。世界最終予選では、10連勝中だった韓国に3年7カ月ぶりに敗れ、厳しい状況に追い込まれたが、キューバをフルセットの末に下して立ち直った。
世界最終予選4位通過という結果だけを見ると、ワールドカップで4位になった昨年より、チーム力が下がっているような印象を受けるかも知れない。だが、条件付きではあるものの、現在の日本が、ロンドン五輪でメダル候補の一角を占めていることに変わりはないだろう。なぜ、そう言えるのか。敗れた韓国戦の内容を詳しく見ながら、考えてみたい。
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photograph by Toshiya Kondo