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今年のドラフト“最大の疑問”「なぜ社会人野球の選手が育成指名された?」オリックス育成6位、熊本の“鮮ど市場”とは…スカウト&社長に直撃
posted2026/11/08 11:02
今年のドラフト会議でオリックス育成6位指名を受けた菅原大奨(鮮ど市場)。右はオリックスの縞田拓弥スカウト
text by

田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph by
Kotaro Tajiri
菅原大奨(鮮ど市場)のオリックス育成6位指名をうけて、SNS界隈は不穏な空気となっていた。
社会人野球でプレーしていた菅原がなぜ、育成ドラフト指名をされたのか――。
「社会人野球の選手は育成指名OKなのか?」
ドラフト指名において、社会人野球の選手は、大学生や独立リーグの選手と扱いが異なる。JABA(日本野球連盟)とNPB(日本野球機構)の間で指名に関する一定のルール設定や調整が行われている。その中で「原則的に社会人選手は育成ドラフトで指名されない」というルールも、野球ファンの間で認識されていたものの一つだった。
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今年のドラフトでは他にもセガサミーの左腕、尾﨑完太がヤクルトから育成3位で指名されているが、同部が今季限りで廃部となるため特例が適用されたもの。そのため「原則」としている。
では菅原はどうなのか。その謎をめぐってSNS上に様々な憶測が飛び交っていた。
<10月頭までラークスで試合に出ていたのに、育成指名を可能にするための退部か?>
<鮮ど市場には軟式野球部もあるらしいから、転籍“させた”のでは?>
<怪しくね?><こんな抜け道が><結構グレーっぽい>
菅原サイドから見れば、真相はシンプルだ。前述したとおり、菅原はこの秋、鮮ど市場が運営する野球部「熊本ゴールデンラークス」(以下「ラークス」とも表記)を引退(退部)し、その後に「鮮ど市場」の一社員となっていた段階で、オリックスから調査書が来たからだった。
オリックススカウトにも聞いた…
念のためオリックス側の動きも取材した。オリックススカウトは、菅原の引退・退部の情報を聞きつけたものの「ブランクがあるわけではない。長打は魅力」と調査を継続。そして育成指名が可能なのか、NPBに複数回問い合わせを行っている。その回答を踏まえたうえでの指名だった。

