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今年のドラフト“最大の疑問”「なぜ社会人野球の選手が育成指名された?」オリックス育成6位、熊本の“鮮ど市場”とは…スカウト&社長に直撃
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田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph byKotaro Tajiri
posted2026/11/08 11:02
今年のドラフト会議でオリックス育成6位指名を受けた菅原大奨(鮮ど市場)。右はオリックスの縞田拓弥スカウト
つまり抜け道でもグレーでもなく、野球をやめたばかりの、正真正銘「鮮ど市場の社員」菅原が指名されただけのことだった。
「企業チーム」と「クラブチーム」何が違う?
同時にもう一つ、新しい事実を知った。じつは熊本ゴールデンラークスは昨年のうちから、日本野球連盟へ「企業チーム」から「クラブチーム」への変更を申請していたという。一旦保留となっていたが、この秋に承認となった。
社会人野球選手の育成ドラフトNGは、企業チームを対象としたもの。クラブチームや専門学校の選手はその対象にない。クラブチームになっていたラークスは、そもそも育成指名が解禁されていたのだ。
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いちど話は逸れるが、こうした社会人野球とドラフト指名の取り決めは、じつに曖昧な形で存在している。そもそも規定自体が「申し合わせ」で、いわば口約束。どこを探してもルールや条項として明文化されていないのだ。それゆえ曖昧なままに運用され「都度確認を行えばいい」とされてきたところが、ファンの混乱を招く要因になったように思える。
また、「企業チーム」から「クラブチーム」への移行についても、興味深い事実が浮かび上がってきた。誤解を恐れずに言えば、両者のチーム形態に違いはほとんどない。
社会人野球の二大大会である都市対抗と日本選手権は、企業チームでもクラブチームでも出場可能。唯一、春先に行われるスポニチ大会のみクラブチーム出場は不可となるが、それ以外の差はあまりないというのだ。となればドラフト育成指名において、企業チームの選手はNG、クラブチームの選手はOKというルールにも、疑問が浮かんでくる。
鮮ど市場の社長にも聞いた…
鮮ど市場の田中代表取締役は次のように話す。

