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「記者の人にやられたっす(笑)」オリックス・吉田輝星が激白する“巨人志望報道”の真相と“金農旋風ドラフト”「2位以下ならヤバかった」
text by

近藤裕介Yusuke Kondo
photograph byKeiji Ishikawa
posted2026/11/09 06:01
インタビュー中に笑顔を見せる吉田輝星
「あれはもう、記者の人にやられたっす(笑)。『どの球団が好き?』って聞かれて、僕は巨人ですって言っただけなんですけど、『吉田輝星、巨人志望!!』みたいな感じでやられて。当時は、その僕の発言が次の日、新聞にデカデカ出たりするなんて、想像もしていなかったんですよ。え、こういうのが一生続くのか……、とは思いましたね」
「あの時に戻ったとしても、たぶん同じことを言っている」
それでも、吉田はメディアをシャットアウトしなかった。苦い経験を学びにして、プロ入り後はときに面白い話題も提供しながら、報道陣と上手に付き合ってきた。
「あの(巨人行きたい)発言の後は、あんまり危ないことは言わないでおこうと思っていましたけどね。でも、自分のことならある程度、しゃべってもいいかなと思っています。取材で話すのは嫌いじゃないので。もし今、あの時に戻ったとしても、たぶん同じことを言っていると思いますよ。ジャイアンツ好きですね、ファンですね、と。だって、どこが好きですか?とただ聞かれただけなので。ただ、(影響力を考えると)人の話はあんまりできないなと思いますね」
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甲子園から時間がたっても、金農旋風の勢いは止まらなかった。それどころか、ドラフトが迫るにつれ、吉田への注目度は増すばかり。秋田では気軽に出歩くこともできず、練習に打ち込むしかなかった。
「あの時は、あんまり外にも出られなかったですし、親父が昔から結構厳しくて、『プロに行くなら毎日、(金足農業の)練習に出ろ』と言われていたので、毎日練習していましたね」
ドラフト会議当日は、金足農業で待機していた。「1チームぐらいは、1位で指名してくれるんじゃないかな」と期待に胸を膨らませながら、運命の時を待った。

