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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
駅伝2冠で “強すぎる早稲田”に箱根駅伝の死角はある? 指揮官は「箱根は全く違うレース」と謙遜も…話題のルーキーたちが語った「自信の中身」
text by

和田悟志Satoshi Wada
photograph byYuki Suenaga
posted2026/11/04 17:01
出雲・全日本と圧勝で2冠を達成した早稲田大学。傍から見れば盤石に見える状況だが、果たして“死角”はあるのだろうか?
花田監督は、その時々の選手の状態を考慮して各駅伝で細かくタイム設定をしている。少し高望みしたものから及第点まで予測タイムには幅を持たせているものの、だいたいは花田監督の読み通りに、その範疇に収まることが多い。
だが、今回に限っていえば、多少の上振れを予想していたとはいえ、花田監督の想定をも大きく上回った。
盤石だった全日本の早大…箱根へ“死角”はある?
早大の選手たちは、全8区間中4区間で区間賞を獲得した。
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そのうち、2区増子陽太(1年)、3区新妻遼己(1年)、5区鈴木琉胤(2年)の3人は、区間新記録を打ち立てた。8区を担った工藤慎作(4年)も、前回大会で自身が打ち立てた同区の日本人最高記録を34秒も上回り、留学生のブライアン・キピエゴをも抑えた。
その他の選手たちも、区間賞こそ逃したものの、見事な走りを見せた。
1区の本田桜二郎(1年)は、先頭と2秒差の区間2位と、スターターの役割を十分に果たした。
4区を担った駅伝主将の小平敦之(4年)は、久々のレースで不安もあったというが、区間賞に9秒差の区間4位と好走した。
「僕の区間が一番早稲田のウィークポイントだったと思う」と話したのは6区の堀野正太(2年)。区間賞には14秒届かず区間3位だったが、従来の区間記録から8秒遅れただけで、同区の早稲田記録を打ち立てている。
7区には各校のエース格や留学生が登場した。この区間を担った山口竣平(3年)は、日大のシャドラック・キップケメイには1分超及ばなかったが、日本人トップの区間3位と堂々とした走りを見せた。
これほど盤石な継走を見せられては、他校が付け入る隙は全くなかったと言っていい。
となると、気になるのが学生駅伝最大の大舞台となる年始の箱根駅伝である。
果たして早大に“死角”はあるのだろうか?
<次回へつづく>

