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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
駅伝2冠で “強すぎる早稲田”に箱根駅伝の死角はある? 指揮官は「箱根は全く違うレース」と謙遜も…話題のルーキーたちが語った「自信の中身」
posted2026/11/04 17:01
出雲・全日本と圧勝で2冠を達成した早稲田大学。傍から見れば盤石に見える状況だが、果たして“死角”はあるのだろうか?
text by

和田悟志Satoshi Wada
photograph by
Yuki Suenaga
全日本大学駅伝で16年ぶり6回目の優勝を果たした早稲田大学。その勝ち方もまた圧倒的だった。
106.8kmを8人でつないで5時間3分31秒。この記録は従来の大会記録(5時間6分47秒:2022年駒澤大学)を3分以上も上回った。
「圧倒的な勝ち方」で2冠を達成した早大
そればかりか、2位の國學院大にも3分34秒もの大差を付ける圧勝劇だった。1区間につき平均で約27秒もリードを奪った計算になる。
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「想定した以上に選手たちが頑張ってくれました」
そもそも花田勝彦駅伝監督がターゲットタイムに掲げていたのは5時間6分前後。つまりは、その設定タイム自体が大会記録を上回っていた。実際、2位の國學院大のタイムが5時間7分05秒だったのだから、優勝を目指すには妥当な目標設定だったといえるだろう。
しかしながら、花田監督はこうも口にしていた。
「“これぐらいだったらできるよね”っていうぐらいに、それぞれに余裕を持たせて設定タイムを立てていました。特につなぎの区間、小平と堀野は去年の実績からかなり低めに想定していたので、彼らからすれば“もっと走れますよ”っていう思いがあったと思います」
驚くことにそれでもなお、低く見積もっていたということだ。
「まず選手たちが自分たちの任された区間をしっかり走ってくれれば、(優勝の)チャンスはある。ただ、他大学と非常に力が拮抗していますので、まずは自分たちのやれることをしっかりやることが大事」
前日会見ではこう話していたが、決して大風呂敷を広げるようなことをしない花田監督が、大会記録を上回るタイムを設定していたということは、実はかなり手応えがあったということだ。

