欧州サッカーPRESSBACK NUMBER
“シティ問題”の結末は?「勝ち点60剥奪」「最悪プレミアから除外も」…リバプール元監督は怒り心頭「シティ、ニューカッスル、PSGには…」
text by

ジョン・ブルーウィンJohn Brewin
photograph byGetty Images
posted2026/10/24 17:02
マンチェスター・シティの強力なスカッドは、不正の結果生まれたものだったのか…
「シティ、ニューカッスル・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンの3クラブ(いずれも中東の湾岸諸国のファンドが保有している)の無限の財力には、他のどのチームも太刀打ちできない」
するとシティの関係者は、「ほとんど人種差別的だ」とクロップのこの発言を非難している。
これには、リバプールとクロップ監督も激怒した。今になってみれば、その気持ちにはより同情できる。過去10年のプレミアリーグでもっとも熾烈なライバル関係は、シティとリバプールだった。
ADVERTISEMENT
昨夏までシティを率いたペップ・グアルディオラ監督と、2024年夏までリバプールの指揮を執ったクロップ監督は、互いに敬意を払う良き宿敵同士だった。しかし、リバプールはプレミアリーグの最終節で2度、シティにタイトルをさらわれている。それらが不正行為の上に成り立っていたものだとしたら、リバプール側はやりきれないだろう。
アンフィールドには”詐欺師”のバナー
そして実際、独立委員会が評決を発表した後の2026年10月11日、リバプールの本拠地アンフィールドで行われたプレミアリーグ第6節のシティ戦では、ホームのファンからアウェーチームへの激しい非難が巻き起こった。スタンドには“SHAMCHESTER”(いかさまのマンチェスター)や、“CHEATS”(詐欺師)といったバナーが掲げられ、シティがボールを持った時には、“CHEAT!”の掛け声が浴びせられた。
試合はシティが3-0で制したものの、後味の悪さははっきりと感じられた。そして彼らが獲得した勝ち点3は、最終評決によって、いずれ意味をなさなくなる可能性もある。
両チームのファンの争いを止めようとした地元警察のひとりが顔に重傷を負い、数人の逮捕者も出たその試合後、リバプールの主将フィルジル・ファンダイクはこう発言している。

