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14年で8回の優勝に「ケチ」…史上最大規模の不正疑惑“シティ問題”なぜバレた?「監督解任の赤字を埋める方法は…」英国人記者が“真実”を暴く
posted2026/10/24 17:00
14シーズンで8回ものプレミアリーグ制覇を成し遂げたマンチェスター・シティ。その栄光は、不正の上に築かれたものだったのだろうか
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ジョン・ブルーウィンJohn Brewin
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Getty Images
今、プレミアリーグが史上最大のスキャンダルで大揺れしている。マンチェスター・シティによる財務規則違反騒動だ。
事の始まりは、“ジョン”と名乗る謎めいたハッカーが、2015年にハンガリーの首都・ブダペストで『フットボール・リークス』というウェブサイトを立ち上げたところに遡る。後にそのハッカーは、ポルトガル出身のルイ・ピントであることが判明。だが、名前が知れたところで、彼の活動に変化はなかった。
その活動とは、フットボールにまつわる裏の情報を世間にリークすることだ。例えば、同胞のクリスティアーノ・ロナウドには、ピントによって脱税の疑惑が浮上し、最終的にスペインの裁判所で有罪判決が下されている。さらに、ロナウドが米国人女性から性的暴行を訴えられ、口止め料を払ったとされる件なども、このサイトが最初に世に晒したものだ。
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そんなピントによる、おそらく最大のリークが、21世紀のイングランド最強フットボールクラブであるシティにまつわるものだ。これがクラブの存在を根幹から揺るがすとともに、世界中のフットボールファンに衝撃を与えている。
「我々は好きなように運営できる」
顛末はこうだ。2017年にピントが送ったフィッシングメールを、シティのスタッフが誤って開封。それを発端にクラブの極秘ファイルやEメール、財務情報が流出した。ピントは翌2018年にドイツの『デア・シュピーゲル』誌と協力するようになり、同メディアの調査報道チームと共にその内容を公開していくと、フットボール界は激震に見舞われた。
そこには、シティの収入の多くをオーナーが自ら補填していたことを示すものがいくつもあった。オーナーとは、2008年にシティを買収し、UAE(アラブ首長国連邦)の副大統領にしてアブダビの王子シェイク・マンスール・ビン・ザイード・アル・ナヒヤンのことだ。
「当然、我々は、我々の好きなように(クラブを運営)できる」

