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プレミアリーグの時間BACK NUMBER
鈴木彩艶でも鎌田大地でもできない快挙…「日本代表とほぼ無縁」「大卒→J2上がり」30歳MFがプレミア初先発「やっとここまで来た」坂元達裕とは何者か
posted2026/10/24 06:01
日本代表とほぼ無縁の30歳・坂元達裕が、世界最強リーグでスタメン奪取を果たした
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山中忍Shinobu Yamanaka
photograph by
Alex Pantling/Getty Images
去る10月19日、20代最後の試合で実現した、プレミアリーグでの初先発。坂元達裕が、右ウイングでスタメンに名を連ねたコベントリーは、敵地での第7節でトッテナムに1−3で敗れている。
しかし、移籍4年目の“大卒選手”にとっては、昇格1年目のトップリーグにおける成果に他ならない。
「守備の時間が長いなかで少し難しいところはあり、もっとできたかなと思っています」
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本人は試合後、ピッチ上での78分間をこう振り返った。
日本代表とほぼ無縁…異端のキャリア
現在、プレミアリーグの舞台で戦う日本人選手にあって、坂元は異端のキャリアと言える。
高校サッカーの名門・前橋育英から東洋大に進学した坂元は、特別指定選手を経て2019年にモンテディオ山形へと加入。その後はセレッソ大阪、ベルギーのオースデンデを経由して英国にたどり着いた。
さらに鈴木彩艶や鎌田大地、田中碧に前田大然らが長年にわたって森保一監督体制下の主力として招集されているのに対して、坂元が日本代表のユニフォームをまとったのは2021年の3試合(うち1試合はU-24日本代表との試合のため国際Aマッチとして認定されず)のみと、これまでほぼ無縁だった。
J2がスタート→30歳手前でプレミア初先発
コベントリーでのキャリアだけを眺めても、「ようやく」という表現が相応しい。
「微妙な誕生日でした」
坂元がこう苦笑していたのは移籍2シーズン目、序盤戦の2024年10月22日——坂元が28歳を迎えた日のこと。この日、チームは2部チャンピオンシップでの下位対決で引き分けに終わり、降格圏内に転落。さらに坂元自身も、苦しい状況に立たされているタイミングだった。

