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プレミアリーグの時間BACK NUMBER
「タツを先発から外す時、心が痛む」“あの名MF”恩師ランパードが愛する信頼関係「毎試合人生を懸ける」坂元達裕30歳がプレミア名門を慌てさせた日
posted2026/10/24 06:02
昨季チャンピオンシップ優勝でプレミア昇格を決めたコベントリー坂元達裕とランパード監督。両者の師弟関係は非常に良好だ
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山中忍Shinobu Yamanaka
photograph by
REX/AFLO
10月19日のトッテナム戦、コベントリー坂元達裕はプレミアリーグ初先発を果たした。坂元とコベントリーを率いる指揮官は、フランク・ランパード。現役時代は言わずと知れた、チェルシーで一時代を築いたセントラルMFである。
ランパードは、ダービーやエバートン、古巣での指揮を経て、2024年秋にコベントリーの監督に就任。2季目の2025−26シーズンには2部チャンピオンシップ優勝に導き、プレミアリーグの舞台に戻ってきた。
タツを先発じゃない時、心が痛むんだ
そんな指揮官が名指しで坂元を称えたのは、4−1でニューカッスルに大勝した第6節直後のことだった。坂元は後半16分に4-2-3-1システムの右ウイングに投入されると、執拗なプレッシングでボールを奪ってボックス内に侵入し、2−1とスコアを詰め寄られてからの劣勢をはね返す3点目のきっかけとなった。
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勝利監督インタビューで、ランパードはこう言っていた。
「選手としてタツを抱えられるのは、監督として喜びの至り。常に全力を尽くしてくれる。それだけに先発させられない時には心が痛むが、彼は黙々と努力する、然るべき姿勢を貫くだけ。ボールを持っても持っていなくてもクオリティが高い選手で、ファンに慕われるのも当然だ」
称賛の裏に隠された監督の苦悩
指揮官が辛い思いをしなければならない理由は、システムの併用である。
第2節ハル戦では坂元が途中出場でプレミアデビューを果たしたものの、コベントリーは同じ昇格組に0−1で敗れた。この手痛い結果を境に、5バック気味の3-4-2-1システム採用が3試合続いた。
退場者が出たこともあって0−5と大敗した第4節ブライトン戦では——途中から4バックに切り替えられることもなく、坂元は開幕4連敗をベンチのまま見届けた。試合後にはこう語っている。

