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14年で8回の優勝に「ケチ」…史上最大規模の不正疑惑“シティ問題”なぜバレた?「監督解任の赤字を埋める方法は…」英国人記者が“真実”を暴く
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ジョン・ブルーウィンJohn Brewin
photograph byGetty Images
posted2026/10/24 17:00
14シーズンで8回ものプレミアリーグ制覇を成し遂げたマンチェスター・シティ。その栄光は、不正の上に築かれたものだったのだろうか
長らくシティのディレクターやアブダビのスペシャルアドバイザーを務めているサイモン・ピアースは、とある内部向けのEメールでこう記していたとされる。メガクラブの財務やスポンサーシップの実権を握るエグゼクティブが意味したのは、アブダビのオーナーの無限に近い財力を使って「好きなように」、つまりルールを無視してシティを運営していけるということだ。
2013年にプレミアリーグのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に関する投票がなされた時、シティは反対票を投じている。しかし、最終的にそれが通過した時から、シティはプレミアリーグに在籍するクラブとしてルールの遵守が義務付けられている。当たり前ではあるが。
また2013年には、当時の最高財務責任者(CFO)であるホルヘ・チュミジャスが、ピアースと共に、ロベルト・マンチーニ監督を解任したことで生じた990万ポンド(約21億円)の負債を、いかにカバーしたように見せるかを共謀したEメールも発覚している。
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『デア・シュピーゲル』誌によると、チュミジャスがこう言ったという。
「RM(ロベルト・マンチーニ)との契約を解除したことにより、990万ポンドの赤字が出た。これを埋める唯一の方法は、AD(アブダビ)のスポンサーシップの金額を上乗せして計上することだ」
フットボールリーグ史上最大規模の不正か
それ以前からも、スポンサー料の水増しは行われていたようだ。『デア・シュピーゲル』誌がリークした2010年4月のピアースによるEメールには、アブダビに本拠を置く投資会社Aabarからの1500万ポンド(約32億円)と計上したスポンサー料について、こう記されている。
「すでに話した通り、Aabarからの年間スポンサー料は300万ポンド(約6億円)だ。残りの1200万ポンド(約25億円)は、我が殿下が用意してくれる別の資金源から調達されることになる」
粉飾決算──むろん、プレミアリーグの財務規則に違反する行為だ。しかも内情は、2009-10から2017-18シーズンまでの間で、9億ポンド(約1889億円)にも及ぶ売り上げの水増しである。これが証明されれば、プレミアリーグ、いや世界のフットボールリーグ史上最大規模の不正だ。
過去14年で8度もリーグを制してきたシティは、ルールを破って築かれたチームだったのか──。<続きを読む>

