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「日本でもっとも若いコーチ陣」「1年生を主将に」26歳で就任、3年目で甲子園出場…あの斬新ユニ校の青年監督の本音「目標が『出たい』ではダメ」 

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元永知宏

元永知宏Tomohiro Motonaga

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posted2026/10/13 06:07

「日本でもっとも若いコーチ陣」「1年生を主将に」26歳で就任、3年目で甲子園出場…あの斬新ユニ校の青年監督の本音「目標が『出たい』ではダメ」<Number Web> photograph by KYODO

斬新なユニフォーム、若いコーチングスタッフと話題に事欠かない青藍泰斗高だが、青山監督は真摯な指導哲学を持つ

「生徒はどうしても、作新のユニフォームに気持ちで負けてしまうんです。だけど私は群馬出身なので、リスペクトはしていますが、プレッシャーを感じることはありません」

 2025年夏の栃木大会決勝で対戦したのが作新学院だった。1対2とリードを許していた青藍泰斗が8回に追いついた。タイブレークにもつれこんだ10回表に2点を奪い、その裏を1点で抑えて4対3で勝利。35年ぶりの甲子園出場を決めた。

 高校野球の監督歴3年目で甲子園に到達した青山は、コーチングスタッフに感謝の念を持ち続けている。

日本でももっとも若いだろうコーチ陣

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「60代の山本部長は、高校の野球部から離れている時期に中学生の指導をしていたこともあって、私よりももっとシンプルで丁寧な指導をされる方です」

 指導者としては教員が4人。外部コーチが2人。山本部長を除けば、平均年齢は28歳。日本でもっとも若い部類のコーチングスタッフだろう。

「私は生徒とウエイトトレーニングをしています。同期のコーチは数年前まで独立リーグでプレーしていたこともあって、生徒と一緒に走って、守備の手本を見せることもあります。バッティングもすごいんです」

 そこは若い指導者の強みだろう。実際にプレーする姿には言葉以上の説得力がある。コーチングスタッフが若いことの利点は他にはどこにあるのか。青山が言う。

「年齢が近いこともあって、生徒が考えることはだいたいわかります。このあたりで手を抜こうかと思っているとか、ストレスを溜めるポイントも。この年代特有の、『大人にあれこれ言われたくない』というのも理解できます。

 問題が起こった時に、教師が手を貸したほうがいいのか、当人同士で解決させたほうがいいのかは難しいんですけど、その見極めもできますね。グラウンドでも、寮でもいろいろなことがありますから」

“消火”は早いにこしたことはないが、生徒自身で問題を解決する力も伸ばさなければいけない。

「指導者も保護者もそうですけど、どうしても大人が先回りしちゃうじゃないですか? 『もっと冒険させないと』と思うんですけど『失敗させたくない』という気持ちもあって……。大事なのは人間力。土台の強さ。コーチと協力して、そこを鍛えようと考えながら指導しています。

 もちろん、練習の意味については事前に丁寧に説明しています。高校生には2年半しか時間がないので、シンプルなテーマを設定するようにしています」

 選手たちが簡単に取り入れられるように、いかに噛み砕いた形で提示するかがポイントだ。

【次ページ】 斬新なユニフォームで話題に

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