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負傷者リスト入りの大谷翔平に「クローザー案」? NHK解説者が描く意外な起用法、背景にドジャースの“未解決問題”
text by

遠藤修哉Naoya Endo
photograph byJIJI PRESS
posted2026/09/11 17:05
9月9日のレッズ戦で先発メンバーから外れたドジャースの大谷翔平。試合後、負傷者リスト入りが明らかになった
「前だったらファーストまで全力で走っているところを、やっぱり走ってないよね。どういう症状なのかは発表されてないから分からないけど、打撃に関してもタイミングが合ってない感じがする」
実際、投手復帰に向けてキャッチボールを再開した8月8日以降、大谷は96打数19安打、打率.198、34三振と苦しんでいる。
半月板だけの損傷なら回復は早いけど……
こうした不調を抱えるなか、武田氏が注目していたのは、あくまでグラウンド上に表れている大谷の動きだった。
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武田氏自身も現役時代、右膝の半月板と軟骨を損傷し、手術を経験している。右投手の投球動作における左右の脚の役割も違うため、武田氏の経験をそのまま大谷に当てはめることはできないが、そのうえで、武田氏は自身が右膝を痛めた当時をこう振り返る。
「俺は投げるときに膝が痛かったんで、現役を引退する方向になりました。半月板だけの損傷なら回復は早いけど、軟骨は再生しないから本当に長い戦いになるんですよ。膝が痛いと球威が弱くなって、コントロールも悪くなった。選手はどうしても無理してしまうものだけど、膝が痛い時のピッチングは全然ダメだったね。大谷に関してはちゃんと治すのが先でしょう」
昨季から解決できない「問題」
では、このまま「投手・大谷」は封印されるのか。ところが、ドジャースの投手事情を見渡すと、そう単純には言い切れない。昨季から解決できていない、先発陣とは別の問題があるからだ。

