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MVPの可能性は「事実上、消滅」でも…米メディア「ドジャースは指名打者としての回復を優先するだろう」どうなる“大谷翔平の投手復帰”問題

posted2026/09/06 06:01

 
MVPの可能性は「事実上、消滅」でも…米メディア「ドジャースは指名打者としての回復を優先するだろう」どうなる“大谷翔平の投手復帰”問題<Number Web> photograph by Getty Images

今季初めて2試合続けてスタメンを外れ、ベンチから試合を眺めるドジャースの大谷翔平。果たして二刀流はどうなるか?

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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 ドジャースの大谷翔平が不振に苦しんでいる。シーズン前半戦は投打の二刀流で大車輪の活躍を見せた“日本の至宝”に何が起こっているのだろうか。《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》

 今季最大の不振に陥っているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平。

 いま現地で懸念されているのは、投手復帰へ向けた調整が打撃にも影響を与えているのではないか――ということだ。

実は初めてだった「二刀流の長期運用」

 実は二刀流の負担をめぐる懸念は、今回の不振によって初めて浮上したわけではない。MLB公式サイトは4月30日、「大谷は野球で何が可能かを再定義してきたが、人間の身体には限界がある」と指摘し、シーズンを通して投打の両方を続けることの持続可能性に疑問を投げかけていた。

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 ドジャース移籍1年目の2024年は、右肘手術の影響で打者に専念。2025年もシーズン序盤は登板せず、6月に投手復帰してからは慎重にイニングを重ねた。

 それに対し、今季は開幕から先発ローテーションを守り、その先にある長いポストシーズンまで投打で戦い抜くことが期待されていた。ドジャース加入後、これほど長期間にわたって二刀流を続けるのは初めてだった。

 ロバーツ監督も4月には「投打の両方をこなすことは、理論上も実際にも素晴らしい。ただ、負担を減らすことなくどこまで持続可能なのか。それが問題で、正確な答えはない」と話している。

 二刀流をめぐる議論も、シーズン中に大きく揺れ動いた。『Sports Illustrated』によると、ロバーツ監督は5月に「昨年は『投手をやめ、打者に専念すべきだ』という議論が数多くあった。今は、その議論が完全に逆転している」と語っていた。

【次ページ】 投球プログラム再開後…打撃成績が急降下!?

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