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甲子園の風BACK NUMBER
「ある人に聞けば英雄。素人監督だと言う人も…」甲子園の神様になった池田高校・蔦文也監督の正体「本当の祖父を知りたかった」親族が打ち明けた本音
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by日刊スポーツ/アフロ
posted2026/08/21 11:02
池田高校を率い、3度の甲子園優勝を果たした蔦文也監督
田中 ありましたね。池田高校って長い階段があるんです。100段ぐらい校舎までの階段があって、気がどんどん重くなってくし。実際よく思われてなかったのもあったので。実際に会った方に、NumberWebで来てますって伝えると、なんか記事が出てましたよね、と言われて。僕が書いた記事ですって言うと、「よく来れたね」と対面で。怖いなと思ったんですけど、そういうことがあったからこそ、先方も本音で言うよみたいな感じにはなったかもしれないですね。全員が全員そうじゃないかもしれないですけど。ただ、気は重かったです。
村井 哲一朗さんはご自身もドキュメンタリーを撮られるから、親族ではあるけど冷静な立場で田中さんの動きを見れたのかなとも思ったんですけど。
哲一朗 そうですね。正直、親族の思いとしては「いまさら何を掘り返してんだ」っていう感じもあります。だけど、僕自身やっぱりなんて言うんですかね……作り手として、じいちゃんのことを知りたかった人間としては、さっきおっしゃっていた多面的なもの、決して人間はいいところだけじゃないと思うので、本当の祖父を知りたかったっていう意味では、田中さんと同じ気持ちなのかなとは思ってやってたので。
「じいちゃんのことを知ってもらうきっかけに」
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村井 周りのご親族の反応っていうのは、ちょっと哲一朗さんとは違うものがあったのでしょうか。
哲一朗 うーん。でも、僕は親族を代表して今日話しているという気持ちではなく、あくまでも個人として、蔦哲一朗として。今やっぱじいちゃんのことを取り上げてくださるだけでも僕はありがたいかなと思ってる立場なので。親族は恨んでいるとかそういうことじゃなくて、取材を受けることとか、メディアに対する不信感みたいなのもちょっとあるので、多分そういう目もあったと思うんですけど。けど僕自身はやっぱり、じいちゃんのことを知ってもらうきっかけに、今回もなればいいかなっていう風には思ってますけどね。《前編とあわせてお読みください》
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