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智弁和歌山「じつは生徒応援が“非必須”になっていた」人文字が小型に、拓大紅陵顧問の涙「圧巻だった」本家の演奏…現地記者が驚いた“甲子園応援まとめ”
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梅津有希子Yukiko Umetsu
photograph byKYODO
posted2026/08/18 06:00
甲子園名物だった智弁和歌山アルプスの人文字。しかし応援体制も変化したようで…(写真は2023年春)
同校によると、人文字の作成には少なくとも500~600人は必要とのこと。マンパワーがいることから、多くの一般生徒が応援に来られる関西近郊の学校ならではの名物で、かつてのPL学園の人文字が広く知られている。少子化や温暖化の影響で、人文字は今後縮小傾向になっていくのかもしれないが、仕方がないこととはいえ、寂しさを覚える高校野球ファンも多いのではないだろうか。
4)話題「船を漕ぐ」八幡商
世界中を熱狂の渦に巻き込んだサッカーW杯で話題になった、ノルウェー代表サポーターによる応援『バイキング・ロウ』。太鼓のリズムに合わせて船を漕ぐしぐさで応援するというものだが、アルプススタンドにもこの応援が現れた。
大会3日目に登場した八幡商(滋賀)の応援席では、「サッカーW杯中継を見た」という桑原太暉主将のリクエストで同応援を採用。全校生徒約500人によるダイナミックな船漕ぎパフォーマンスが披露された。
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2回戦から登場した花咲徳栄(埼玉)もこの応援を取り入れた。「W杯がとてもおもしろかった。野球部はみんなサッカーも好きなので、ノルウェーの応援を見て、自分たちもやりたいと思いました」と、アルプススタンドの野球部員は口を揃え、応援席は大いに盛り上がり、一体感に包まれた。
5)野球部が要望「富士山だ!」神村学園
神村学園(鹿児島)の初回攻撃時、応援席から聞こえてきたのは、まるで大河ドラマのオープニングのような重厚なメロディ。「『富士山』だ!」と気づいた筆者は神村学園アルプスに走った。
演奏していた曲は、真島俊夫作曲の『Mont Fuji(富士山)~北斎の版画に触発されて~』で、吹奏楽コンクールでも人気の高い楽曲。神村学園吹奏楽部では、マーチングなどで演奏する大切な曲のひとつだ。校内行事で演奏する機会も多く、この曲を聴いた野球部が「かっこいい。応援に使いたい」と、吹奏楽部顧問の久木田恵理子氏にリクエストしたという。
応援曲は、野球部のリクエストに吹奏楽部が応えるというケースが大半だが、「『富士山』を希望する野球部員は、何てセンスが良いのだろう」と思わず感心するとともに、野球部と吹奏楽部の関係性の良さが窺えるセレクトと感じた。

