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智弁和歌山「じつは生徒応援が“非必須”になっていた」人文字が小型に、拓大紅陵顧問の涙「圧巻だった」本家の演奏…現地記者が驚いた“甲子園応援まとめ” 

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梅津有希子

梅津有希子Yukiko Umetsu

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posted2026/08/18 06:00

智弁和歌山「じつは生徒応援が“非必須”になっていた」人文字が小型に、拓大紅陵顧問の涙「圧巻だった」本家の演奏…現地記者が驚いた“甲子園応援まとめ”<Number Web> photograph by KYODO

甲子園名物だった智弁和歌山アルプスの人文字。しかし応援体制も変化したようで…(写真は2023年春)

2)変幻自在「わっしょい!」天理

 創部90年という、日本の吹奏楽界で長い歴史を誇る天理(奈良)吹奏楽部。同校の応援といえば、アルプス全体が「わっしょい!」と叫ぶチャンステーマ『ワッショイ』が知られているが、一昨年、吹奏楽部の指揮者が5代目の吉川幹郎氏に代わり、ゆったり目のテンポに変わったことに気づいた。

 吉川氏も吹奏楽部OBで、高校時代に何度も甲子園で演奏している曲だが、テンポの変化について尋ねると、「たしかに、私が高校生の頃に演奏していたのがこのくらいのテンポだったように記憶しています。この速度が身体に染み付いているのかもしれませんね」と笑顔で指揮を続けた。

 高校野球ファンの間からも人気の高い曲だけに、繰り出すタイミングは慎重に見極める。

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 初戦は現地で聴いたが、テレビ観戦していた3回戦の6回表。「やっぱり『ワッショイ』はゆったり目のほうが威圧感が増すなあ……」などと思いながら聴いていると、テンポがどんどんヒートアップ。メトロノームで測ったところ、最初BPM83でスタートした速度が180まで上がり、最後は聴いたことのない“高速ワッショイ”になっていて、思わず笑ってしまった。もちろんこれは、吉川氏の意図的な指揮によるものだが、演奏している生徒たちも、熱い試合展開に前のめりになり、音楽用語でいうところの、いわゆる「走る」状態になったのだろう。指揮者が代わると『ワッショイ』も変わるものだなあ……と、しみじみと感じたのであった。

3)応援必須が解除「人文字に変化」智辯和歌山

 智辯和歌山(和歌山)といえば、ユニホームと同じカラーの白×赤で描かれた「C」の人文字応援がよく知られているが、11日目に登場した同校のアルプススタンドを眺めると、いつもの「C」よりも若干小ぶりで全体的にキュッと締まった印象を受ける。同校教員に確認したところ、「熱中症対策」で人文字を構成する人数が減ったという。

 これまでは、甲子園に出場すると全校生徒による応援で大きな人文字を作っていたが、この酷暑で応援を必須にするわけにもいかず、希望者は校内でパブリックビューイングスタイルで応援することに。

「保護者の方と相談の上で、応援スタイルを選んでもらっています。さすがにこの炎天下では、現地での応援を必須にするのは難しいですよね……」(同校教員)

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