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「高校野球が衰退していく」“甲子園出場40回”明徳義塾・馬淵史郎監督が「令和の高校野球に苦言」のワケは? 「いい選手が集まらないと勝てない、では…」
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田口元義Genki Taguchi
photograph bySankei Shimbun
posted2026/08/12 17:00
今夏で40回目の甲子園出場となった明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督。惜しくも初戦で敗れたが、試合後には“苦言”も?
ベンチ入り20人のうち、身長160センチ台の選手が半数近くの9人もいた。守備、走塁、バントと野球の基本を注入された小粒なチームは、馬淵が標榜する「THE高校野球」を体現して甲子園をつかんだ。
日南学園との初戦は、6回までリードしながら7回にミスが絡んで同点とされ、9回にサヨナラ負けを喫した。監督は「甲子園はちょっとしたミスで流れが変わる。そう感じた試合でしたね」と冷静に戦局を話していたが、チームに対してはしっかりと評価した。
「一時は『ちょっと、甲子園は無理かな』と諦めかけた時期もあったんですけどね。それでも、子供たちは『一生懸命にやればここまでやれる』ってことを証明したと思います」
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馬淵の40回目の甲子園が終わった。
熱量は今も高く保つことは「野球は一番面白い」という言からもわかる。だが、饒舌に話しては報道陣をくぎ付けにする馬淵が、そこから話題を急旋回させたのである。
「だから、気力と体力が続く限り、学校側は『やってくれ』って言ってくれるんですけど、70を過ぎてもやってるとなったら、もうそろそろ、ちょっとね、笑われるような気がして。後進も育ってきているし、あと2年くらいやってね、バトンタッチしたいと思います。もう、何年もやる気はありません」
突然の“引退予告”に報道陣が前のめりになる。2年後と言えば、センバツは100回の節目を迎え、夏も110回の記念大会となる。馬淵自身も「今の1年には有望なのがいるんでね、『3年になったら全国制覇を狙うぞ』とは言っているんですけど」と、花道として想定はしているようだ。
引退後は…「日本一周の温泉巡り」!?
そして話題は、“引退後”まで飛躍する。
「日本一周の温泉巡りをしたいですね。ほんで、いろんなところの高校野球を見て回りたい。何も言わず球場に行ってね、外野からちらっと試合を見るようなね」
これが、馬淵という男の生き様である。

