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獅子の遺伝子BACK NUMBER
仙台育英で準優勝→ドラ1入団…平沢大河が振り返るロッテでの9年間「殻を破りきれず…もっと貪欲に方法を探していたら」「西武移籍はいいキッカケ」
posted2026/08/08 11:01
現役ドラフトで移籍した西武で輝きを見せる平沢
text by

市川忍Shinobu Ichikawa
photograph by
NumberWeb
◆◆◆
現役ドラフトでライオンズに移籍し2シーズン目を迎えた平沢大河はここまで、勝負強い打撃でチームを勝利に導き存在感を示している。
仙台育英高のレギュラーとして出場した2015年夏の甲子園では準優勝という成績を残し、2016年にドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団した。スター候補生の平沢は連日、メディアに追われ、周囲の期待も大きかった。
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ただしマリーンズに在籍していた8シーズンで、最も多く一軍起用されたのは2018年の112試合。その後は二軍で過ごす時間が多くなった。
ドラ1入団の「重圧」は…
当時、ドラフト1位で入団したことによる重圧はあったのだろうか。
「ドラフトの順位によってチャンスの多さに差はあるのかもしれませんが、そこまでほかの選手との違いは感じていませんでした。入団してしまえばドラフトの順位は関係なく、やっぱり結果を出した人間が一番で、実力がある選手が一軍で活躍できると思っています。入団したばかりのころは報道陣も多くて『注目されているな』とは思っていましたけど、少ししたらそれもなくなりますし、みんなと一緒だったという感覚でした」
しかし悔いは残っているという。
「そのときは一生懸命、野球に取り組んでいたのですが、今振り返ると『もっとこういうことをやっていけばよかったな』と思うことが多いですね。例えば練習方法にしても、ウエートトレーニングにもっと取り組んでおけば打球の速さも違ったと思います。
今ってトレーニングをして、打球速度を速くすることが野球界の主流になっていますけど、当時は自分にはそういう知識はありませんでした。もっと自分の体に興味を持って、貪欲に方法を探していたら変わったのかなぁと思ったりしますね」

