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獅子の遺伝子BACK NUMBER
仙台育英で準優勝→ドラ1入団…平沢大河が振り返るロッテでの9年間「殻を破りきれず…もっと貪欲に方法を探していたら」「西武移籍はいいキッカケ」
text by

市川忍Shinobu Ichikawa
photograph byNumberWeb
posted2026/08/08 11:01
現役ドラフトで移籍した西武で輝きを見せる平沢
今年、プロ11年目を迎える平沢だが、現在はどんな選手を理想としているのか。
「こういうふうになりたいというのはなくて、やはり試合で結果を出すのが一番大事です。結果を出すために自分はどうしたらいいか、何をしたらいいかと考える毎日ですね。チームの勝ちに貢献できるのが一番大事ですから」
「他の選手より打たなければ」危機感は常に
チャンスに強い打撃はチーム内でも評価が高い。「まだまだすべてが足りないです。やることはたくさんあると思っています」と首を横に振るが、足りないと感じる分だけ、伸び代が多い証だ。
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「打てなければ試合には出られない立場であることはわかっています。ほかの選手との違いをバッティングで見せるしかない。僕の場合はいろいろなポジションを守っているので、外国人選手も含めて、ほかの選手より打たなければ出られないという危機感はありますね。とはいえ、個人の成績より、とにかくみんなで団結して優勝をねらえるようにがんばることが現時点での目標です。
ロッテ時代は優勝の経験はありません。僕自身は優勝争いをしているときに、試合に出たこともありません。しびれる展開だと、もちろん失敗する怖さもちらつくかもしれませんが、そんなときは全員で思い切ってプレーしたいですね」
全員で優勝の喜びを味わいたいという平沢。そこにはデータ分析に尽力するスタッフ陣も含まれている。
「分析のために夜中まで作業して、その上でいろいろと作戦を立ててくれています。寝る時間を惜しんで力になってくれる人たちの努力に応えたい」
紆余曲折を経て新天地で輝く28歳の姿は、勝負の終盤戦でチームを導く原動力となるはずだ。
〈前編も公開中です〉


