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獅子の遺伝子BACK NUMBER
「僕だろうな、と覚悟はしていました」現役ドラフトでロッテ→西武へ…平沢大河が移籍2年目で“覚醒”の理由「目的が明確に」大きく変わった意識
text by

市川忍Shinobu Ichikawa
photograph byJIJI PRESS
posted2026/08/08 11:00
現役ドラフトで移籍した西武で輝きを見せる平沢
「結果を出そうと思い過ぎて…」
ではマリーンズ時代と現在、心境にはどんな変化があるのだろうか。
「僕は西武では年上の方なんです。そのせいか二軍から一軍に来たばかりの若い選手が気になるようになりましたね。まだ入団したばかりの選手にとって、一軍昇格はやはり緊張もしますし、固くなっているなと感じることが多いんですが、そういうときにはご飯に誘ったり、話しかけたりしています」
以前の自分を見ているような気がするそうだ。
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「二軍で結果を出して、やっと一軍に呼ばれて、僕の場合は結果を出そうと思い過ぎて、固くなって、よくないプレーをしてしまうことが結構ありました。だから伸び伸びプレーしてほしいです。『思い切ってやった方がいいんじゃない?』と思いながら見ていますけど、なかなか全員に口に出しては言えないので、そうやって声をかけてますね。頑張ってほしいという気持ちで……」
高卒ドラ1入団の誇りと迷い
裏を返せば、そうやって周囲の選手に目を配れるだけの、心の余裕が生まれたということだろう。
仙台育英高校時代は3年夏の甲子園で準優勝を果たすなど活躍し、ドラフトでは1位指名で2球団競合の末、ロッテに入団。十代からスター街道を歩み、大きな期待を受けてきた平沢は若手時代、何に迷い悩んでいたのか。後編では、マリーンズ時代についても振り返ってもらった。〈つづく〉
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