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「僕だろうな、と覚悟はしていました」現役ドラフトでロッテ→西武へ…平沢大河が移籍2年目で“覚醒”の理由「目的が明確に」大きく変わった意識 

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市川忍

市川忍Shinobu Ichikawa

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posted2026/08/08 11:00

「僕だろうな、と覚悟はしていました」現役ドラフトでロッテ→西武へ…平沢大河が移籍2年目で“覚醒”の理由「目的が明確に」大きく変わった意識<Number Web> photograph by JIJI PRESS

現役ドラフトで移籍した西武で輝きを見せる平沢

新天地での試行錯誤

 もともと高めのボールに苦手意識があったという平沢だが、ライオンズに移籍したあとは練習方法にも工夫を凝らすようになった。

「高めのボールをしっかりと叩けるように意識して練習しています。試合前にバッティングケージに入る前は、スタンドティー(台にボールを乗せて打つバッティング練習)を高めに設定して、それを強く打つ練習をしていますね。相手投手の強い真っすぐを叩くイメージで。あえて意識しなくても、目指す動きが打席でできるようになるためには、体に染みつくくらい練習しなければいけないと思っています」

 ライオンズは現在、すべての打者の打球速度を計測し、強い打球を打つことを課題としている。一昨年、最下位に沈んだ際のチーム打率はリーグ最下位の2割1分2厘。その反省を踏まえてさまざまな試みに取り組んでいる。

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「僕も少しずつ速くなっています。でも、やはりホークスや日本ハムを見ていると、肉眼で見ていてもみんな打球が速い。少しでも追いつかなければいけないというのがチームの共通の思いです」

マリーンズ時代からの変化

 平沢の場合、マリーンズに在籍していたころは逆方向(レフト)に強い打球を打つことを心がけていたという。

「練習では打てるんですけど、実際に試合になるとどうしてもヒットにはならない。実戦ではピッチャーのボールが強いですし、ファウルになったり、レフトフライになったりという打席が多かった。自分自身でも『もったいないな』と感じていて、チームも変わったことだし、思い切って変えてみようと思ったのが良かったのかもしれません。

 ライオンズに来てからはレフト方向に打とうというイメージはなくて、センターから右方向に、引っ張り系の打球を打とうと試みるほうが僕自身、強い打球を打てるとわかりました。本来、どちらかといえばライトに強い打球が打てる打者だったんだなと改めてわかった感覚です」

 移籍によって思い切った意識の転換ができたのが大きいと語る。

【次ページ】 「結果を出そうと思い過ぎて…」

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