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獅子の遺伝子BACK NUMBER
「僕だろうな、と覚悟はしていました」現役ドラフトでロッテ→西武へ…平沢大河が移籍2年目で“覚醒”の理由「目的が明確に」大きく変わった意識
text by

市川忍Shinobu Ichikawa
photograph byJIJI PRESS
posted2026/08/08 11:00
現役ドラフトで移籍した西武で輝きを見せる平沢
益田からも「頑張れよ」と…
2024年はライオンズがシーズンで91敗を喫し最下位に沈んだ年だ。特に打線の強化が必須だと叫ばれていた。他球団でチャンスを待っていたバッターにとって「ラッキー」と思えたのは当然だろう。
マリーンズで親交が深かったリリーバーの益田直也投手らからも「チャンスだからがんばれよ」と声をかけられた。
「チームを離れる寂しさはもちろんありましたけど、土地的には近くにある球団ですし、リーグも同じ。二軍も同じリーグだったこともあって、すごく身近に感じるチームでした。そこまで寂しさもなく、とにかくがんばろう、がんばらなきゃいけないという気持ちが強かったですね」
今季飛躍の理由は…
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では、今シーズン、ここまで好成績を残している要因はどこにあるのだろうか。
「バッティングの面でいうと、スコアラーの方と作戦を練ってから試合に入るのですが、しっかり頭を整理して打席に立てていることが大きいと思います。狙い球が絞れていたり、この打席はこういう意図をもって臨もうという目的が明確にできている。そのせいか気楽に打席に立てていると思います」
ピッチャーの球種や場面による傾向。カウントをどの球種でとることが多いかなど、スコアラーから提示されるデータを見たうえで、何を狙い何を捨てるのか、しっかりと準備をして打席に向かっているという。
一方で、打席では「強い打球を打つこと」を心がけている。
「僕の場合は角度をつけてもホームランはなかなか打てない。もちろん入ればいいですけど、僕の力では簡単にスタンドには入らないですし、うまくいって外野の頭を超えるかどうかというところです。それよりは、強いライナー性の打球を打つほうがヒットになる確率が高いと考えています」

