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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「アジア杯で優勝を逃し、W杯はベスト16と32」森保ジャパンの“結果”をどう評価すべきか? 後任監督も考察「日本人か、外国人か」だけではない論点
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph byJIJI PRESS
posted2026/07/15 17:16
W杯から帰国した森保一監督の記者会見。自身の進退については明言しなかった
森保監督の「ベスト32」をどう評価すべきか?
ひるがえって森保一監督である。
W杯における2大会連続のグループステージ突破は、世界における日本の立ち位置を考えても評価できる。一方で、次の4年間を託すに足る実績を残しているのか。
アジア杯では準優勝、ベスト8と2大会連続で優勝を逃している。W杯では前回がベスト16で、今回はベスト32だ。
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ブラジルとのクロスゲームをどのように評価するのかで、続投か否かが決まってくるのだろう。そして、すでに敗戦という結果が出ているだけに、どうしても厳しい評価になる。北中米W杯の成績は1勝2分1敗で、大会中に監督を解任し内部崩壊が伝えられたチュニジアからしか勝利をあげることができなかった。
続投ならば、結果がほしい。たとえば、来年のアジア杯で優勝したら、改めて契約延長を打診してもいいのではないか。期間限定の続投がそうした条件付きだとしても、不思議ではあるまい。
アジア杯の結果に関わらず契約延長はなし、という判断も妥当ではある。北中米W杯のグループステージ突破は、個々の選手のクラブレベルでの実績に照らせば驚きではない。森保監督は選ばなかったものの、守田英正をはじめ「彼がいれば」と思わせる選手はいた。監督が代われば選手の選考基準は変わり、違う顔ぶれならブラジル戦の試合展開は変わっていたのでは、と思うところはある。
日本人監督がベターだと考える理由
いずれにしても、後任は日本人がいいのではないかと考える。
W杯の優勝国は、すべて自国の監督に率いられてきた。外国人監督のもとで世界チャンピオンになったチームは、過去に例がない。
北中米W杯でベスト8まで勝ち上がったチームのなかで、フランス、スペイン、アルゼンチン、スイス、ノルウェーは自国の監督が采配をふるっている。一方で、イングランドはドイツ人のトーマス・トゥヘル、ベルギーはフランス人のリュディ・ガルシアが統べる。
モロッコのモハメド・ワハビ監督は、ベルギーの首都ブリュッセルの出身だが、モロッコ系リフ人の家庭に生まれている。少年時代に観た1986年のメキシコW杯で、アフリカ勢初のベスト16入りを果たしたモロッコの戦いぶりを見て、自身のルーツを自覚したという。

