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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
なぜ塩貝健人、後藤啓介、鈴木唯人は使われなかったのか? 攻撃陣3人あわせて「出場24分」のナゾ…日本とブラジルの勝敗を分けた“選手交代の差”
text by

矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/07/04 11:01
前半が終了しメモを取る森保監督と、その前を横切るアンチェロッティ監督
日本とブラジルの間にあった“差”
そして何より、日本を苦しめたのがブラジルベンチだった。カルロ・アンチェロッティ監督は前半の内容を受け、後半開始からフォーメーションや狙い目を修正した。
日本が前半に機能させていた守備ブロックの外側からクロスを上げる攻略法で試合の流れを一気に引き寄せた。世界屈指の名将らしい修正力だった。
日本もGK鈴木彩艶を中心に最後まで粘り強く戦った。しかし、相手ベンチが次々と打ち出す変化に対し、日本は有効な対抗策を示せなかった。これもまた、勝敗を分けた大きなポイントだった。
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日本代表は今大会、ベスト32という結果以上の成長を見せることはできた。カタール大会ではドイツやスペインに一方的にボールを握られたが、今回は強豪国相手にも主導権を握る時間は着実に増え、世界でも十分通用するレベルに達していることを証明した。
一方で、勝敗を左右する最後の数%を埋めるには、スタメン11人の力だけでは足りない。試合中の修正力、途中出場選手が流れを変える力、そして相手監督とのベンチでの駆け引きまですべてが求められる。
「あと一歩」を埋められなかったベンチワーク。ブラジル戦は、その現実を日本に突き付けた一戦でもあった。
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