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名将アンチェロッティの“不気味な静けさ”「まったく動じていない…」カメラマンが撮った勝者ブラジルの本気度「観客を煽り…結束など“当たり前”」
text by

原壮史Masashi Hara
photograph byMasashi Hara
posted2026/07/03 17:24
後半、ビニシウスが迎えた決定機。テクニカルなシュートは鈴木彩艶の好セーブによって防がれたが、ブラジルの猛攻は続いた
2点目を奪われた直後、伊藤洋輝が真っ先に…
今後、決勝トーナメント1回戦を突破できる国になり、ダークホースの一角ではなく優勝候補の仲間入りを果たすためには、結束力だけでは足りないのだろう。「チームとしてのまとまり」は、特別なものではなく大前提でなければならない。このブラジル戦は、日本サッカー界全体がその事実を痛感する機会になった。
今回のメンバーの中心となった東京五輪世代は、4年後には30歳前後。順調なキャリアを歩めば、大幅に顔ぶれが変わることはないだろう。後藤啓介や塩貝健人といった若い選手たちや、トレーニングパートナーだったU19代表の選手たちにも、長友佑都、吉田麻也、南野拓実が率先して築いた精神性は確実に引き継がれる。
結束や自己犠牲が特別なものではなく当たり前のものとなったこれからの代表は、最高の景色により近づくことになる。そう信じている。
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そのタイミングが4年後なのかどうかは、個々のキャリアからの還元が大きく影響するだろう。
2点目を奪われた直後、崩れ落ちる選手たちのなかで真っ先にボールを受け取りに行ったのはバイエルン・ミュンヘンに所属する伊藤洋輝だった。チャンピオンズリーグの決勝トーナメントをはじめとしたビッグマッチを実体験し、極限状況での引き出しを多く持つ選手がどれだけ増えるか。そこに期待して、次のW杯を待ちたい。
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