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「あそこは自分が出るべきでした」ブラジル戦後、鈴木彩艶が口にした後悔…なぜ日本は“耐え切れなかった”のか? じつは「攻撃時に課題」冨安健洋の証言
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/07/03 12:07
ブラジル戦で幾度も好セーブを見せた鈴木彩艶。それでもGKとして失点シーンを悔いた
いずれにせよ、相手の攻撃を跳ね返すばかりの展開では、勝機は見出せない。劣勢の試合を覆すセットプレーも、ほとんど獲得できなかった。この試合のCKは、わずか2本にとどまっている。
「もう1ミリ触っていたら…」漏れ出た本音
冨安が続ける。誰かを責めるわけではなく、あくまでも自身の肌触りとして、至らなかった部分をこう論じた。
「結局、相手陣内でどれだけボールを保持できるかというのは、どのチームであれ大事ですし。その時間を増やすことができれば、失点の確率も減ると思う。まあでも、それはみんな分かっていることですし、分かっているからできるというほど簡単でもないので。ホントにまだまだなんだろうなという感じです、僕は」
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鈴木彩艶は「個のレベルアップ」を誓う。
「このW杯でチームを救いたいという思いでやってきて、2失点目も触りながら止められなかった。もう1ミリ触っていたら、もしかしたら防げたかもしれないですし、やっぱり自分のレベルをもっと上げないと。チームが上へいくためにも、GKの活躍は必ず必要なので、自分がもっと成長しなければいけないというのは改めて感じました」
谷口は前向きな思いを明かした。
「ブラジル相手にも臆することなく、むしろいける、スキがあると強気でゲームに臨んだし、いい試合の入りでいいゲームができていた。結果的に負けてしまって悔しいけれど、この試合に対しての3日間のプロセス、W杯へ向けた3年半のプロセスに対してネガティブな感情というか、何が足りなかったとか間違っていたとかは、いまのところ思いつかない。それぐらいポジティブにやれていたし、それぐらい自信を持ってこの大会に臨めたし、この試合に対してもみんなが自信を持って、勝てるぞと前向きに臨めた。そこに対する後悔はまったくない」
だからこそ、と言葉をつなぐ。
「勝って、次に進みたかった」
世界のトップ・オブ・トップと渡り合うために、チームとして、個人として、ピッチ上で何をしなければならなかったのか。4年後へ向けて、何をしていかなければならないのか。戦いの最前線に立った男たちの「これから」に、その答えがある。

