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「あそこは自分が出るべきでした」ブラジル戦後、鈴木彩艶が口にした後悔…なぜ日本は“耐え切れなかった”のか? じつは「攻撃時に課題」冨安健洋の証言
posted2026/07/03 12:07
ブラジル戦で幾度も好セーブを見せた鈴木彩艶。それでもGKとして失点シーンを悔いた
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
ブラジルがパワーをかけてきた。
チームとして、どうすればいいか。
そのなかで、自分は何をしなければいけないのか。
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6月29日にあのピッチに立った日本の選手たちにも、それは分かっていた。
鈴木彩艶が悔いた1失点目「自分が出るべきでした」
「絶対にしんどい時間はくると思っていて、それは全体で共有できていたなかで、耐え切れなかったというか。絶対に押し込まれながら、ゴール前で身体を張るタイミングがあるのは分かっていた。そのなかで、失点をしちゃっているので。それはやっぱり、彼らのほうが上だったんだろうな。まあ、結果としてですけれど」
冨安健洋はこう語った。日本が1対0でリードした前半を受けて、GK鈴木彩艶もブラジルが攻勢を仕掛けてくるのは想定していた。
「こっちが先制して、守備の時間が長くなるのも想定していました。前半は耐えることができて、後半に相手がよりパワーを持ってやってきたときに、耐え切れなかったところは悔しいです」
56分に喫した1失点目は、左CBガブリエウが日本陣内左サイドからクロスを入れ、日本の左ポスト際でボランチのカゼミーロが合わせたものだった。どちらも、前半にはなかった動きである。
ピッチ上で戦う選手たちは、相手の変化をもちろん察知している。3バックの中央に入った谷口彰悟は、「誰がどこをどう見るかというのは、もう少しやれたかなというのが率直な感想です」と自省した。
「あそこで押し込まれてしまって、クロスを上げられて、相手のアンカーの選手(カゼミーロ)がクロスに入ってきているので。誰が誰を見て、ズルズル引かないとか、そのへんはもっとやらないといけなかったなと。もちろん結果論ですけど、もう少しうまくやらないといけなかったなと思います」
鈴木彩艶は、自身のプレーを見つめる。
「クロスに対してできる限りトライしようと思っていましたし、あの失点シーンでは自分がスペースを消しきれなかった。あそこは自分が出るべきでしたし、あの距離からシュートを打たれるのであれば、クロスに出て防げたなと思います。ああいったシーンで、まだまだレベルが足りなかったなと思います」


