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「あそこは自分が出るべきでした」ブラジル戦後、鈴木彩艶が口にした後悔…なぜ日本は“耐え切れなかった”のか? じつは「攻撃時に課題」冨安健洋の証言
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/07/03 12:07
ブラジル戦で幾度も好セーブを見せた鈴木彩艶。それでもGKとして失点シーンを悔いた
冨安健洋の証言「それをするなら耐え切らないと」
ブラジルに追いつかれた直後、日本は円陣を組んだ。失点直後はつねに11人全員が集まり、戦い方を確認してきた。67分過ぎのハイドレーションブレイクでも、森保一監督と名波浩コーチを中心に輪を作った。谷口がその内容を明かす。
「修正点としては中途半端な5-4-1じゃなくて、ブロックを組むならちゃんと組む、出るときはみんな出る、と。チームのなかで統一感を持ってしゃべることはできた。攻撃も、ビルドアップのところも、ボールを持つ時間はあったので、きちんとポジションを取って、といういい確認はできた。そこからどうやって残りの20分ちょっとを過ごすのかは相手を見ながらだったので、頭のなかではもちろん延長も踏まえながら過ごしてはいました」
森保監督はハイドレーションブレイクの前後に、4枚の交代カードを切っている。両ウイングバックに菅原由勢と鈴木淳之介を配し、ボランチに田中碧を、右シャドーに大会初出場の町野修斗を起用した。後半からギアを上げたブラジルの両ウイングを抑えつつ、カウンターから2点目を奪うという狙いだったのだろう。
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「両サイドの守備は(鈴木淳之介と菅原が出場した)2枚の交代ではっきりするし、そのメッセージはピッチ内で感じていた。追加点を取らせないことは、チームとして統一してやったつもりだし、そのぶん少しラインが低くなったし、いい攻撃ができなかったところは反省点としてある」
谷口はこう話す。選手交代は試合の流れを変えるには至らず、自陣に押しとどめられる時間が続いた。
冨安の肌触りは、第三者にも納得感がある。
「どちらかと言うと、守備時より攻撃時のほうが課題はあったかなと思いますね。まあでもそれも、割り切りでやっていた部分もあったので、それをするなら耐え切らないといけないし。うん、そうですね……まあ、難しいですね」
耐えるべきところは耐える。この割り切りは、決して悪いことではない。そのうえで言えば、割り切ったあとに反撃する手立てを、この日のチームは見せられなかったということだ。三笘薫と南野拓実をケガで招集できず、久保建英はケガで起用できない。鎌田大地も試合中に右足内転筋を痛め、78分に退いてしまった。攻撃を牽引する、個で違いを見せられる選手がいなかったことが、ブラジル戦を難しくしたのは間違いない。

