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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「チームとして非常に規律が取れている。でも…」W杯開催地・米メディアが報じた日本代表に「足りなかったもの」…ブラジルとの“決定的な差”とは?
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph byGetty Images
posted2026/07/02 06:01
決勝トーナメント初戦で日本と戦ったブラジルのエースであるビニシオス・ジュニオール
日本に必要な「ポジティブな傲慢さ」とは?
さらにチアゴ氏は「日本サッカーの歴史は、ある意味で“耐え続ける歴史”だった」と表現した。この試合でも、日本は粘り強く耐え続けた。しかしチアゴ氏は、その先のステージへ進むためには、「自分はこういう選手なんだ」「自分がこのチームを勝たせる」という姿勢も必要だと説く。そのメンタリティを、彼は「ポジティブな傲慢さ(positive arrogance)」と表現した。
それは、ビニシウスのように「今日は自分が違いを生み出す」と信じて勝負を挑むメンタリティだ。その積み重ねこそが、日本が次のステージへ進むために求められるものだというのが、チアゴ氏から日本サッカーへのメッセージだった。
もちろん、日本にスター選手がいないわけではない。欧州の第一線で活躍する選手は増え続けている。
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それでも海外メディアが共通して描いたのは、「日本はブラジルを苦しめる力を身につけた」という事実と、「ブラジルはその苦境を乗り越える術を知っていた」という現実だった。
戦術、経験、選手層、そして勝者のメンタリティ。世界の頂点への距離は、かつてほど遠くはない。
しかし、その最後の数センチを埋めるためには、チアゴ氏が「ポジティブな傲慢さ」と表現した、「自分がこの試合を決める」という強い覚悟が必要なのかもしれない。
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