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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「歴史的な苦戦を強いたが…」実は“24年ぶり”ブラジル「決勝トーナメントの後半逆転勝ち」…それでも開催国・米メディアが指摘した日本「よく戦った」の先
posted2026/07/02 06:00
決勝トーナメント初戦でブラジルに敗れた日本代表。開催国・アメリカのメディアは中立な視点で両国の戦いをどう見たのか
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
「あと数分」が、これほど長く感じられたことはなかった。
現地6月29日、米テキサス州ヒューストンで行われたワールドカップ・ラウンド32。日本は5度の優勝を誇るブラジルを相手に前半29分、佐野海舟の鮮やかなミドルシュートで先制した。
しかし後半56分にカゼミーロのヘディングで追いつかれると、延長戦まであとわずかとなった後半アディショナルタイム、途中出場のガブリエウ・マルティネッリに決勝ゴールを許し、1対2で逆転負け。
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悲願だったワールドカップ決勝トーナメント初勝利は、またしても次回大会へ持ち越された。
日本では「あと一歩だった」「惜しかった」という受け止め方が大半を占めた。
しかし、開催地アメリカのメディアが焦点を当てたのは、そこだけではない。彼らが共通して伝えたのは、日本がブラジルをどれほど苦しめたか。そして、サッカー王国がその難題をどのように乗り越えたかだった。
開催国アメリカが報じた日本vs.ブラジル
試合を詳細に分析した『CBS Sports』は、日本の前半の守備組織に注目している。
ブラジルは立ち上がりからボールを保持したものの、日本は5-4-1の守備ブロックを素早く形成し、各ラインの距離を極限まで圧縮。カルロ・アンチェロッティ監督がモロッコ戦から中盤を3枚に変更したにもかかわらず、ブルーノ・ギマランイスやルーカス・パケタは思うように前を向くことができず、ペナルティーエリアへ侵入すること自体が難しい状況に追い込まれていた。
ブラジルはボールを支配していた。しかし、試合を支配していたとは言えなかった。その苦しさは、ブラジルの指揮官自身も認めている。

