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ゴールの佐野海舟でも、スーパーセーブの鈴木彩艶でもない…W杯ブラジル戦で現地カメラマンが「最も胸を熱くした」日本代表“意外な選手”の決定的瞬間
posted2026/07/01 11:51
ブラジル戦で何本もスーパーセーブを見せたGKの鈴木彩艶。一方で、現地撮影カメラマンの印象に残った「意外な選手」もいたという
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Atsushi Tokumaru
現地時間6月29日(日本時間30日)、北中米W杯の決勝トーナメント初戦で日本代表はブラジル代表を相手に1―2で敗れた。「史上最強」の評判もあった日本チームに何が起きていたのか。現地で試合を撮影した、ロシア、カタールと過去2度のW杯を経験している徳丸篤史カメラマンに話を聞いた。《NumberWebインタビュー全3回の2回目/つづきを読む》
印象的だったある選手の「献身性」
――ブラジル戦を撮影する中で、特に印象に残った選手はいましたか。
得点した佐野海舟選手や、スーパーセーブを連発していた鈴木彩艶選手はもちろんすごかったんですけど、個人的には堂安律選手が印象に残っています。
ブラジル戦の前半は、僕がカメラを構えていた右サイド近くにヴィニシウスが攻め込んでくるシーンが多かったんですけど、それを堂安選手がしっかりと抑えていて。あれだけの選手をディフェンスが本職ではない選手が封じ込めるというのは本当にスゴイと思いました。
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――一見すると目立たないけれど、重要な役割を果たしていたんですね。
そうなんです。実は今回のブラジル戦は試合前、チームの集合写真は狙わずに、エスコートキッズとピッチに入ってくる選手たちを撮っていたんです。先頭の堂安選手はどんな顔をしているのかな……と思って見ていたんですが、意外とああいう時ってエスコートキッズが隣にいても、緊張もあって笑顔を見せない選手も多いんです。
でも、この時の堂安選手は、リラックスしたとてもいい表情をしていて。変に固くなるわけでもなく、緊張しているわけでもない。そんなところからちょっと気になって、試合中はずっと右サイドでヴィニシウスを抑えに行く堂安選手を追っていました。すごいマッチアップをしていましたね。

