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「あの戦い方では限界がある。だから…」韓国レジェンドが日本代表に“重要提言”…W杯決勝トーナメントで森保ジャパンが変えるべき“強豪へのリスペクト” 

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慎武宏

慎武宏Mukoeng Shin

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photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2026/06/29 17:16

「あの戦い方では限界がある。だから…」韓国レジェンドが日本代表に“重要提言”…W杯決勝トーナメントで森保ジャパンが変えるべき“強豪へのリスペクト”<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

決勝トーナメント初戦でブラジルと激突する日本。韓国レジェンドからの重要提言

韓国サッカー専門誌「数値以上の威圧感」

 森保ジャパンの組織力を高く評価したのはイ・ヨンピョ氏だけではない。韓国のサッカー専門誌『BEST ELEVEN』のコラムニストであるヤン・ジョンフン氏も、日本対スウェーデン戦の観戦記の中でこう記している。

「日本は選手たちが絶えず細かな動きを作り出しながら陣形のバランスを保ち、ポゼッションの数値以上の威圧感を示した。ボール奪取時に同時多発的に起こる日本の直線的な前進の流れは、チームが持つ攻撃展開のイメージがいかに深く共有されているかを知る指標だった」としながら、以下のような賛辞を送った。

「日本とスウェーデンは32強の相手が誰になるかという二次的な事案は脇に置き、“サッカーの目的”達成に集中し、会場に訪れた7万137人の観客、そして中継を視聴した世界中の多くのファンにサッカーの美しさを味わう機会を提供した」

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 イ・ヨンピョ氏は日本対スウェーデン戦の前日に韓国対南アフリカ戦の解説のためにモンテレイに滞在していたため、ふたたびダラスに飛ぶことはできなかったが、同氏が解説者を務めるKBSは日本対スウェーデン戦を地上波で生中継し、その視聴率は週末の朝8時台にもかかわらず1.01%を記録した。

W杯優勝の目標は「十分に根拠のある自信」

 イ・ヨンピョ氏に代わってKBS中継でオフチューブ解説を務めた元韓国代表FWキム・シヌク氏も「日本サッカーは数十年かけて構築してきたシステムが実を結びつつある」と語って、日本が対欧州戦績の無敗記録を伸ばしたことを評価し、決勝トーナメント32強戦で戦うブラジル戦にも親善試合とはいえ勝っていることを根拠に好ゲームへの期待を口にしたそうだが、イ・ヨンピョ氏もその見方に関しては概ね同調のようだった。

 ただ、日本代表が掲げるワールドカップ優勝という目標達成の可能性について尋ねると、ひとつ間を置いたあとで、次のように語り始めた。

「日本がW杯優勝を目標に掲げていることはよく知っています。一部には日本が優勝を目標に掲げること自体が過信だとする人もいますが、日本が近年、イングランドやブラジル、ドイツなどを破ってきた実績を踏まえると、十分に根拠のある自信でしょう。こっちに来て実際に日本の試合をこの目で見て、日本が素晴らしいチームであることもよくわかりました。しかし、優勝候補かと聞かれれば、残念ながらそうとは言い切れませんね」

 決して森保ジャパンの可能性を全面的に否定しているわけではない。ただ、その目標が優勝となると話は変わってくる。何しろW杯優勝国は世界に8カ国しかなく、オランダのように3度決勝に進出してもまだ優勝トロフィーを掲げられずにいる国もあるのだ。

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