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核心にシュートを!BACK NUMBER
“スウェーデンの急所”を見つけたFW後藤啓介21歳「ズレたタイミングで」鎖骨骨折から回復MF鈴木唯人とシャドーで先発予想…記者が期待する理由
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/25 19:18
鈴木唯人と後藤啓介。スウェーデン戦での活躍機会は訪れるか
24歳の鈴木唯人は今年5月、本大会の直前に右鎖骨を骨折するというアクシデントに見舞われた。コンディションへの不安を抱えながらも本大会のメンバーに滑り込み、チュニジア戦で途中出場してW杯デビューを果たした。引いた相手に対して独力でこじ開けようとし続けたその姿は、たしかな印象を残した。
「3-0だったので、思い切ってやって、1人で全部行こうかなと思って。それだけだなと思って入りました」
スウェーデン戦の前日取材で鈴木はこう明かした。
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「鎖骨が折れてからコンディションも個人的には納得できるものではなかったけど、試合に出させてもらって吹っ切れた感覚はあります。いつもどおり僕らしくプレーできたかなと」
今シーズンはブンデスリーガのフライブルクでも着実に力をつけてきた鈴木。チュニジア戦の経験が、スウェーデン戦への確信を生んでいる。
「だいぶ自信は得られたので、良いかなと思います」
後藤が見つけた“スウェーデンの急所”
そして、もう一人。今季ベルギーで11ゴールを挙げた後藤啓介は、今年6月に21歳になったばかりの若者だ。191cmの長身ながら「滑らかさ」を武器とする現代型ストライカーで、ジュビロ磐田U-18時代には現日本代表コーチの前田遼一氏のもとでボランチとしてプレーする機会も得た。その経験が、単なる点取り屋ではなくチームの流れを読んで動ける選手を育てた。
後藤は、スウェーデンの映像を繰り返し見て、すでに勝負どころを見つけている。
「シャドーに食いついたセンターバックの後ろ、3センターの脇の後ろを走るというのと……相手が縦ズレや横ズレ(※ゾーンディフェンス気味での守り方)してくるのか、マンツーマンで来るのか、そこはやってみてだと思います。そのズレたタイミングでのギャップと背後ですね。オランダ戦は横からのクロスで失点していたので。意識していきたいと思います」
スウェーデンがオランダに喫した5失点のうち複数が、サイドからのクロス対応の甘さから生まれていた。後藤はその急所を、映像の中にしっかりと見つけ出していた。相手のクロス対応の難を突き、背後に抜け出す――。21歳が描く青写真は、すでに具体的だ。
指揮官が求める「ギラギラした野心」を
ただ、スウェーデン戦での戦略は、序盤の20分が過ぎるまでは慌てないことでもある。後藤自身がこう話している。

