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大阪桐蔭の天才エース・前田悠伍の今「プロ3年目で活躍しないと終わり」ソフトバンク現地記者が目撃した“取材中の様子”「こんな20歳なかなかいない」

posted2026/06/25 17:03

 
大阪桐蔭の天才エース・前田悠伍の今「プロ3年目で活躍しないと終わり」ソフトバンク現地記者が目撃した“取材中の様子”「こんな20歳なかなかいない」<Number Web> photograph by KYODO

今季、プロ3年目にして本格開花の気配を漂わせている前田悠伍

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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プロ3年目、20歳の前田悠伍が本格開花の気配を漂わせている。大阪桐蔭時代から「完成度が群を抜いている」といわれた男。急成長の裏に、あるメジャーリーガーの存在も。ソフトバンク現地記者が追った。【全2回の1回目】

 大阪桐蔭高校からドラフト1位でソフトバンク入りして3年目。20歳の前田悠伍が本格開花の気配を漂わせている。今季はここまで5勝無敗、防御率2.19の好成績だ。

「1つ、壁を乗り越えたかなという瞬間を感じましたよね」

 そのように評したのはチーム投手陣を取りまとめる倉野信次一軍投手チーフコーチ兼ヘッドコーディネーター(投手)だ。

5勝無敗…小久保監督もホメた

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 前田悠の成長分岐点となった試合が6月13日のヤクルト戦(みずほPayPayドーム)である。それまでの自己最長を塗り替える7回を投げ、こちらもプロ最多の101球を投じて1失点のみで勝利投手になった。

 試合後、ヒーローインタビューを終えて報道陣の前に現れた前田悠は大人数に囲まれても相変わらず落ち着き払っていた。普段と変わらぬ声のトーンで質問に丁寧に応じる。そんな振舞いをできるハタチ前後の選手は正直なかなかいない。

 ただ、この日は少しだけ誇らしげだったように見えた。

「5回を投げ終わってベンチに戻ると、いつも(小久保裕紀)監督が僕の方に来るんです。なので、ちょっと横目に見ながら座っていましたけど、『あ、来ないわ』って。で、6回を投げた後も来なくて、7回もしっかり投げきれたのでよかったなと思います」

 ついに交代を告げに来た小久保監督からは「成長したな」という言葉をかけられて労われたという。

【次ページ】 「3年目で活躍しないと終わり」

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