水沼貴史のNice Middle!BACK NUMBER
「鎌田大地のシャドー起用」「縦パス重視」に見た森保采配の真髄「誰が出ても、誰と組んでも」勝負のスウェーデン戦で披露する“新たな引き出し”とは
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水沼貴史Takashi Mizunuma
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/24 11:00
森保監督が浸透させてきた多彩な戦術がチュニジア戦で生きた
それにしても上田の2ゴールには驚きました。W杯の大事なゲームでこれだけしっかりと得点を挙げることができる素晴らしいFWが日本にいるのだと感慨深い思いで見ていました。
簡単ではないスウェーデンとの第3戦
これだけ強い日本代表を見せつけられれば、「グループステージ突破は確実!」と思いますよね。しかし、次戦のスウェーデンもかなりの難敵です。「日本が引き分けたオランダに1−5で敗れたじゃないか」と思ってしまいがちですが、そのオランダ戦をしっかり見ていた方なら、スウェーデンが簡単なチームではないことを痛感したのではないでしょうか。
試合では、オランダのGKバルト・フェルブルッヘン(23歳、ブライトン)が前半の劣勢時に3度のファインセーブを連発。もしこれがなかったら1−5で終わった試合ではありませんでした。スウェーデンにはFWアレクサンデル・イサク(26歳、リバプール)、ビクトル・ギェケレシュ(28歳、アーセナル)の2人を筆頭にパワフルな攻撃陣がいます。相手が完全に引いていたチュニジアとの対戦のようには、うまくいかないでしょう。
グループステージ突破と順位決定をかける次戦は決して気が抜けない戦いになります。森保監督率いる日本代表が、今度はどのような戦術を見せるのか。この3年半でしっかりと準備してきた新たな「引き出し」がお披露目されることは、快勝劇の“はじめの一歩”になるはずです。〈構成=久保武司〉


