- #1
- #2
サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「顔もいいのに、心も強いのかよ!」鄭大世がうらやんだ“スター候補”って? オランダ戦にズバリ「遠藤航の離脱が逆にプラスに働いた面も」
text by

杉園昌之Masayuki Sugizono
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/19 11:00
鄭大世氏が歯に衣着せず語った日本対オランダ。まず印象に残ったのは、テクニック・メンタルと“イケメン”も兼ね備えたこの男!?
「今回は監督だけではなく、コーチの言葉にも説得力があります。長谷部くらいの経験を持った人格者にガツンとものを言われれば、いまの選手たちも耳を傾けますよ。調子に乗ったヤツも出てこない。代表は自信を持った人たちの集まりだし、みんな自分が1番だと思っているので、衝突も起きやすいんです。チーム内に派閥ができることもありますし。でも、それをつくらせない組織づくりが大事。森保監督はそこも重要視しているのが見えます」
重要な初戦の先発メンバーを見たとき、攻撃陣の起用法に森保監督の意図を感じ取った。注目していたのは、ウイングバックの人選。対戦相手はFIFAランク8位の大国である。伝統的にサイドアタッカーには、とくに好タレントをそろえるチーム。攻撃を重視するサイドの配置は目を引いた。
「左のウイングバックに中村敬斗を起用したのは予想外でした。守備に重きを置いて、中村の位置に鈴木淳之介の起用もあるかな、と思っていたので。『攻撃は最大の防御』という考えで行くんだな、と思いました」
本田圭佑の解説とは違って……
ADVERTISEMENT
50分に先制ゴールを許した場面は、顕著に個の力の差が出たという。セットプレーの流れで、右クロスから前線に残っていたセンターバックのフィルジル・ファンダイクに頭で叩き込まれた。マークに付いていた渡辺剛が手で押されるような形でマークを外されたものの、ゴールが取り消しになるようなファウルとは思えなかった。
「日本代表が強くなったとはいえ、オランダ代表のしたたかさを感じるシーンでした。NHKの解説で本田圭佑は『ファンダイクが(背中を)押した』とファウルを主張していましたが、むしろ僕は『さすがだな』と思いました。高さと力技だけではなく、小技も持っているんだって。渡辺が倒れないくらいの加減で押していましたから。そもそも、競り合いでマークの背中に入るのは基本」

