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「メンフィス投入は期待外れだった」クーマン監督が明かした誤算…日本代表と“まさかのドロー”でオランダ人記者vs監督がバチバチに「采配疑問視にクーマンが反論」

posted2026/06/17 11:06

 
「メンフィス投入は期待外れだった」クーマン監督が明かした誤算…日本代表と“まさかのドロー”でオランダ人記者vs監督がバチバチに「采配疑問視にクーマンが反論」<Number Web> photograph by AFLO

クーマン監督(左)。記者からメンフィス・デパイ(右)の交代策を疑問視された

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2度リードしたのに勝ちきれなかったオランダ代表。試合後のクーマン監督の記者会見は、直前に行われた森保一監督の会見とは対照的だった。「まるで敗戦のようでしたね」。約13分間で7人の記者が厳しい質問を次々に投げかけた現場の空気をレポートする。【全2回の後編/前編も公開中】

「あの交代策はうまくいかなかった」

 日本代表の評価を巡り、記者とやり合ったクーマン監督。しかし彼に誤算がなかったわけではない。むしろ、会見で明らかになった誤算は2-1とリードした後、後半25分の“3枚替え”だった。

 後半19分、右WGサマーフィルの左足シュートで2-1とリードしたオランダ代表。するとクーマン監督はその6分後、メンフィス・デパイ、トゥーン・コープマイネルス、クインテン・ティンバーを投入した。特に記者から疑問視されたのは、メンフィスである。筋肉系の負傷で長期離脱していた32歳のセンターフォワードだ。

 試合前日会見では「コンディションが上がっている。先発出場も可能だ」とクーマン監督は強調したが、結果的に途中出場。チームが押し込まれ始めた時間帯でピッチに入った。

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 記者はそこを突く。

「(あの3枚替えの時間帯で)外から見て明らかだったのは、スピードと背後への抜け出しが必要だったのに、それがむしろ失われたことです。そうなると日本を自陣に招き入れてしまいます」

 この指摘は鋭かった。オランダは序盤から、前線にスピードを持つ選手を置き、日本の背後を狙っていた。右サイドのサマーフィル、左サイドのガクポは幅を取り、日本の守備を広げようとしていた。だが、リード後の交代で前線の性質は変わった。メンフィスは足元のスキルが高いが、縦へのスピードや背後を狙う機動力という点では、先発したCFマレンとはタイプが違う。

 クーマン監督は、試合の流れ次第でフレッシュな選手が必要になったと説明し、「その判断に後悔はない」と後悔は否定している。ただし、交代の狙いが機能し切らなかったことは認めた。

「メンフィスを入れたのは、(あの時間帯に)我々がさらに後ろに下がり、まったく前に出られなくなっていたからだ。そこでトゥーンとメンフィスを使い、少なくともボールを収める力を高めようとした。しかし、それは完全にはうまくいかなかった」

「2失点目は非常に不運だった」

 この発言は重い。クーマン監督が求めたのは、前線でボールを失わず、チームを押し上げる力である。

【次ページ】 「2失点目は非常に不運だった」

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