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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
“プロに進めなかった高校生”がなぜ日本代表のエースに? 恩師に聞く上田綺世の法政大学時代「即決でした。モノが違った」ズバ抜けていた“ある能力”
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/06/13 11:01
日本代表の得点源として期待がかかる上田綺世。法政大学時代の恩師・長山一也氏が、その類まれな能力について語った
「どこかでプロへと送り出すべきだと…」
コパ・アメリカ終了後の7月、上田の鹿島アントラーズ入団が発表される。上田本人はもちろん長山ら法政のスタッフも、熟慮の末に下した判断だった。
「大学サッカー界ではズバ抜けていたので、おそらく物足りなさは感じていたでしょう。我々も彼の成長曲線を伸ばしていくと考えたときに、どこかでプロへと送り出すべきだと考えていました。ちょうどコパ・アメリカの間に鹿島さんと話をして、大学とも調整をして、あのタイミングになりました」
法政で過ごした3年間では、人間的な成長も見られた。
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「点を取ることにフォーカスしている選手ですが、独りよがりにならずに、チームのこと、後輩のことも考えられるようになっていきました。3年生になってからはとくに、代表で経験したことをチームに落とし込んでくれるようになりました。サッカー選手だけじゃなく人間としても成長していったのは、眼に見えて分かりました」
鹿島アントラーズ入団1年目の2019年は、13試合に出場して4得点だった。スタメンよりも途中出場が多く、ポジションをつかみきれなかった。
それもまた、長山には驚きではないのである。上田綺世という選手の歩みに触れた彼には、2年目以降の活躍が予感できるのだった。
<続く>

