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米関係者「評価は微妙かもしれない…」佐々木麟太郎はMLBドラフトで指名されるのか? “いよいよ交渉解禁”ソフトバンク城島CBO「野球がうまいだけじゃない」
posted2026/06/05 06:00
スタンフォード大2年目のシーズンを終えた佐々木麟太郎。現地視察に訪れたソフトバンク城島CBO(左)は、改めてポテンシャルを高く評価した
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杉浦大介Daisuke Sugiura
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Daisuke Sugiura,AP/AFLO
無死一塁で迎えた第4打席。スタンフォード大2年生としての最後の打席に立った佐々木麟太郎は高めの速球を空振りして三振に倒れた。天を仰いだ21歳のスラッガーは、それでも最後はぐっと胸を張ってベンチに戻った。その背景には、“やり切った”、“やれることはやった”という思いがあったのだろう。
「チームの結果がついてこなくて今はただ悔しい気持ちでいっぱいです。負けは負けなので、今から何も変えることはできないですけど、まずはシーズンを通して、自分にできる限り、最大限のパフォーマンスを出すことだけに集中してしっかり戦い抜けたことはよかったなと思います」
5月20日、ノースカロライナ州シャーロットで行われたアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)トーナメント2回戦でマイアミ大に敗れた後、佐々木は隠しきれない悔しさを感じさせながら、会見の壇上でも堂々としていた。デビッド・エスカー監督の隣に座り、2年生ながら主力選手の風格は十分。どんな質問を受けても相手の目を真っ直ぐに見て、背筋をしっかりと正し、丁寧に答えを返し続けた。
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「ACCは投手の球速もほぼプロに近いレベル。そういう中で球に慣れていくところもそうですけど、2年経験させてもらって、間違いなく対応力が上がってきた。完成度としては全然まだまだ未熟なところが多いですし、納得いっていない部分もいっぱいあります。そこに関しては今後またオフシーズンを通して、来年に向けてトレーニングしていくだけです」
試合後の佐々木はすぐに来年に目を向けたが、実際に2年目の戦いの終焉は未来への扉が改めて開かれたことを意味する。
日米を巻き込む佐々木麟太郎の進路
昨秋のドラフトで1位指名を受けたソフトバンクとの交渉はいよいよ解禁。ソフトバンクの城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)はACCトーナメント中、バックネット裏で佐々木の一挙一動に目を光らせていた。それと同時に、豊かな才能を持つ佐々木は今夏のMLBドラフトで指名を受けても不思議はなく、一方でスタンフォード大に残留する可能性も残している。
いったいどの方向性を選ぶのか。敗戦直後の佐々木は「目の前のことしか考えてなかった。どういう道に進むかもわからない」と言葉を濁した。それと同時に、今後、大きな決断に立ち向かっていく意気込みも示している。
「まずは家族と話し合い、ある程度方針も出していかなきゃいけない。時が経つにつれて、どういう方針、方向性、流れになってくるかが見えてくると思います」
日米を巻き込んだ“The Summer of Rintaro”がもうすぐ始まろうとしている。

