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「鼻っ柱は折ってあげないと」城島健司を正捕手に育てたホークスOBが語る”大谷翔平・ラッシング事件”「ピッチャーって“俺様”みたいな人が多い」

posted2026/07/16 17:02

 
「鼻っ柱は折ってあげないと」城島健司を正捕手に育てたホークスOBが語る”大谷翔平・ラッシング事件”「ピッチャーって“俺様”みたいな人が多い」<Number Web> photograph by KYODO

ツインズ戦の2回、マウンドで捕手ラッシングと話す大谷翔平

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遠藤修哉

遠藤修哉Naoya Endo

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KYODO

大谷翔平が捕手ダルトン・ラッシングに見せた厳しい表情。その真意を、ダイエーホークスOBの武田一浩氏は若き日の城島健司と築いた信頼関係に重ねて読み解く。正捕手が投手に認められるまでには、何が必要なのか。【全3回のド軍ラッシング編/中日編楽天編に続く】

◆◆◆

「まあ、あれは怒りますよ」

 現役時代に数々の捕手とバッテリーを組み、若き正捕手の成長を間近で見てきた武田一浩氏は、大谷翔平がバッテリーを組んだダルトン・ラッシングに怒りをあらわにした場面を、そう振り返った。

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 6月24日(日本時間25日)のツインズ戦。2回、ラッシングとのサイン交換で認識にズレが生じ、大谷が投じた直球をラッシングが後逸。その間に三塁走者が生還した。さらにストライク・ボール判定を巡るABS(自動判定システム)のチャレンジでも両者の意思疎通がかみ合わず、大谷は自らチャレンジの意思を示した。普段は感情を表に出すことの少ない大谷だけに、その厳しい表情は日米で大きな話題となった。

「ピッチャーって、やっぱり“俺様”みたいな人が多いからね(笑)。大谷も、同じミスは減らしてほしいと思ったんでしょう」

 笑いを交えながらそう話した武田氏は、「投手と捕手は信頼がすべて」と言い切る。

「キャッチャーは簡単にできるポジションじゃない。女房役というだけあって、信頼できないと、キャッチャーに対する迷いがボールに伝わってしまう。自信を持って投げるのと、半信半疑で投げるのでは全然違います」

捕手デビュー直後の城島を「本当に信用してなかった」

 武田氏が語る「迷い」は、自身がダイエーホークス時代、のちに日本人捕手として初めてメジャーでプレーした城島健司と歩んだ1年を思い返しての言葉でもあった。

「俺がダイエー入りして城島と組んだときも、毎回あんな感じだったよ。城島が捕手として一軍の試合に出た直後(1996年)は本当に信用してなかった」

【次ページ】 首脳陣に直訴「城島では嫌だ」

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