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「あんな人とよく結婚しますね」あの名投手の年上妻が明かす“プロ野球妻の現実”「女の人に殺されるんじゃ…」繰り返された浮気「もう二度としません」
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松永多佳倫Takarin Matsunaga
photograph byNumber Web
posted2026/05/30 11:21
盛田幸妃を支えた妻・倫子さん。現在は明石市でポルトガル料理店を営んでいる
「あなた、あんな人とよく結婚しますね」
まるで昭和の芸人妻のように、“浮気の一つや二つでガタガタ言わない、それも芸の肥やし”と倫子は大きな器で線引きをしていた。
「大体は夜のお店の女性ですし、遊びならいいやと。真剣にプレゼントをあげたり、しょっちゅうされるとさすがに嫌ですけど、大抵は一回きりのおイタの感じだったので。そのくせ女性から電話かかってきたら、ものすごく冷たいんです。『なんだよお前、この間のことは遊びなんだよ』とか言うんですよ。横で聞いていて、“これ、女の人に殺されるんじゃないかな”って(笑)。そっちのほうが心配でした。95年に結婚発表したときに、案の定、嫌がらせの電話がたくさんかかってきました。『あなた、あんな人とよく結婚しますね』『私はあいつに捨てられました』とか、私に訴えてくるんですから」
毎晩のように同期や後輩を連れて飲み屋に繰り出せば、当然高級クラブにも顔を出す。とにかくビールを美味そうにたらふく飲み、飽きたらウイスキーを飲む。宵越しの金は持たないとばかりにきっぷよく金を支払い、アフターすればいとも容易く“お持ち帰り”できる。結局のところ、玄人の女性のほうから近寄ってくるのだ。据え膳食わねばなんとやらで、盛田に遠慮はない。
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写真週刊誌はあったものの、SNSなどないためよほどのことがない限り大事にはならない。90年代のプロ野球選手は、まだまだ昭和の香りを残していた。
「お小遣いも毎月現金で50万円あげてたんです。それなのに、カードでさらに100万円使っちゃうんですから。相当な遊び方ですよね」
盛田自身もプライベートの遊び方に持論があった。
「キャンプでもシーズン中でも飲みに行かないとね。最初は先輩が知っている店に連れられて、その後を引き継いで店をどんどん開拓していくわけ。一軍に行けばいい飯を食えて、いい女といられる。そういう先輩の姿を見て“俺もこうなりたい”と思って頑張ったもの」
大酒飲みで、女好き、さらにパチンコ好きと三拍子揃った盛田幸妃に、倫子はそれでも惚れた。そこに理屈はない。ただ“この人を放っておけない”という母性が芽生えたのは確かだった。
「お父さん、お母さん、ふたりのお姉さんと、家族をすごく大事にしていました。弟さんを幼くして亡くしているのもあって家族みんなが温かくて、“ここの家族なら自分も入れそう”っていう思いはありましたね」

