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「あんな人とよく結婚しますね」あの名投手の年上妻が明かす“プロ野球妻の現実”「女の人に殺されるんじゃ…」繰り返された浮気「もう二度としません」

posted2026/05/30 11:21

 
「あんな人とよく結婚しますね」あの名投手の年上妻が明かす“プロ野球妻の現実”「女の人に殺されるんじゃ…」繰り返された浮気「もう二度としません」<Number Web> photograph by Number Web

盛田幸妃を支えた妻・倫子さん。現在は明石市でポルトガル料理店を営んでいる

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松永多佳倫

松永多佳倫Takarin Matsunaga

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25年前、脳腫瘍を患いながらカムバックを果たして“奇跡のリリーバー”と呼ばれた投手がいた。右打者の内角を抉るシュートで落合博満を手こずらせ、酒とタバコをこよなく愛した前時代的な野球人は、2015年に45歳でこの世を去った。生前に本人が語った言葉と、壮絶な闘病生活を支えた妻の証言から、盛田幸妃の波瀾万丈の生涯を追った。(全5回の2回目)※文中敬称略

「高木豊さんの家で…」盛田幸妃と妻・倫子の出会い

 男女の平等が尊ばれる世の中にあって、どこか前時代的な響きを持つ「糟糠の妻」という言葉は、ひと昔前のプロ野球選手の妻にこそ当てはまるのではないか。だが、実際には、そんな慣用句だけでは到底説明がつかない夫婦の関係性というものが確かに存在する。

「2つ下なんですけど、年上と違って変に“しっかりしてよ”といった期待感も少ないし、表裏ない人でしたから楽でしたね」

 2026年4月、兵庫県明石市。盛田幸妃の妻・倫子(ともこ)は凛とした表情でそう言った。

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 倫子と盛田の縁は、大洋時代の先輩である高木豊の家での食事会に呼ばれたことから始まった。

「高木豊さんの奥さんが私と大学時代一緒にアルバイトしていた仲間で、私がJALに就職して東京に行くことになり、ご飯を食べにお家に呼ばれているうちに、いろんな選手も来るようになりました。でも私が野球にまったく興味ないので、誰が来てもわからない感じでしたね」

 1967年5月に兵庫県加古川市で生まれた倫子は、“才色兼備”を地でいく少女時代を過ごした。高校は地元の進学校・加古川東に進学。その後は神戸松蔭女子(現・神戸松蔭)大学英米文学科に入学し、青春を謳歌する。時はバブル期。株や不動産投資で大金を手にした人々は、この世の春とばかりに浮かれまくっていた。

「大学時代、私もバイトでキャンペーンガールみたいなチャラチャラしたことを少しだけやっていて、芸能界からもお誘いがありました。ちょうど『なるほど!ザ・ワールド』のひょうきん由美ちゃん(益田由美)のリポートが流行っていて、彼女のように世界中に回れるリポーターに憧れていた。芸能界はともかく、CAとして世界を飛び回れたらいいなと思ってJALとANAを一か八かで受けたら、運よく両方受かったんです」

 JALに就職し、「国際線でバリバリ」働いているときに高木豊の家で盛田と出会ったのだ。

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