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「PSG連覇へスキなし」CL決勝前評判をアーセナルは覆せるのか…カギを握る“日本代表とW杯で対戦”スウェーデン代表FWギョケレスと超鉄壁の守備陣
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井川洋一Yoichi Igawa
photograph byMichael Regan-UEFA/Getty Images
posted2026/05/30 17:01
パリとロンドンで随一の人気クラブであるPSGとアーセナル。W杯を前にビッグイアーを掲げるのは?
「シーズンを経るごとに、試合をコントロールすることに重きを置かなくなっている。我々には常に変化が必要だ。モダンフットボールでは、相手を驚かせるために、主導権を手放してもいい時がある」
つまりポゼッションもプレスもできるチームは、状況に応じて戦い方を変えられるということなのだろう。やはり、昨季から充実の一途を辿るPSGが、やや優位と見るべきか。
アーセナル、悲願へ築いた鉄壁の守備
対するアーセナルは、22年ぶりのプレミアリーグ制覇と、20シーズンぶりのチャンピオンズリーグ決勝進出を、守備を強化して実現させた。彼らにもまた、目標を達成するために変化が必要だったのだろう。
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それぞれW杯メンバーのGKダビド・ラヤ(スペイン代表)、CBガブリエウ・マガリャエス(ブラジル代表)、CBウィリアム・サリバ(フランス代表)が水も漏らさぬ堅陣を築き、今大会で6失点しか喫していない(PSGは22失点)。決勝トーナメントに入ってからは、クリーンシートが実に4試合もあり、無敗での優勝まであとひとつに迫っている。
おそらく決勝でも相手の長所を消す方策を用いるはずで、PSGのサイドアタックを抑えるべく、アンカーにはマルティン・スビメンディ(スペイン代表W杯メンバー)ではなく、SBの経験が豊富なマイルズ・ルイス=スケリーを起用するのではないかと予想する向きも。いずれにせよ、まずは敵の出方を見て、我慢するような試合の入り方をするだろう。
日本とW杯で対戦…スウェーデンの大砲
得点源のひとりは、W杯のグループステージで日本と対戦するスウェーデン代表のヴィクトル・ギョケレスだ。
アーセナルでの1年目の今季は、適応に時間を要した印象だが、アトレティコ・マドリーとの準決勝第1戦で自ら獲得したPKを沈めるなど、状態は上向いている。こちらもW杯で日本と相まみえるオランダ代表のDFユリアン・ティンバーは、コンディションが万全ではなく、決勝の出場が微妙な情勢だ。
端的にいえば、PSGの矛対アーセナルの盾の戦いとなりそうだが、どちらも逆に振る舞うこともできる。そして昨季ほど一方的な展開にはならないだろう。
直後のW杯を占う上でも見逃せない今季の欧州クラブの頂上決戦は、日本時間30日25時にハンガリーのプシュカシュ・アレナでキックオフを迎える。

