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「PSG連覇へスキなし」CL決勝前評判をアーセナルは覆せるのか…カギを握る“日本代表とW杯で対戦”スウェーデン代表FWギョケレスと超鉄壁の守備陣
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井川洋一Yoichi Igawa
photograph byMichael Regan-UEFA/Getty Images
posted2026/05/30 17:01
パリとロンドンで随一の人気クラブであるPSGとアーセナル。W杯を前にビッグイアーを掲げるのは?
バロンドール授賞者のエースストライカー、デンベレも怪我の影響があったとはいえ、今季のリーグ・アンでは11試合にしか先発していない。それでも10得点と6アシストを記録し、リーグ最優秀選手に選出されている。チャンピオンズリーグではグループフェーズで1得点だったが、決勝トーナメントでは6得点、そのうち5ゴールをここ3試合で奪った。
昨季決勝のマッチレビューでも書いたように、フランスの国内リーグではシーズンが始まる前からPSGの優勝が決まっているような、1強の状況に拍車がかかっている。だからこそ、攻守の要を温存してもリーグタイトルを手にし、余力をもって欧州の頂点に照準を合わせられるわけだ。
王者を支える、決して休まない二人の心臓
ただし、ほぼフル稼働を続けるキープレーヤーがふたりいる──中盤の軸ヴィティーニャ(ポルトガル代表W杯メンバー)と左ウイングのフビツァ・クバラツヘリアだ。
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前者は実に今季のチャンピオンズリーグで全試合にフル出場しており、もはや彼のいないPSGは想像できない。11月のトッテナム・ホットスパー戦ではキャリア初のハットトリックを達成し、単なる司令塔ではないところを披露。シャビのようなパスセンスと、ジェンナーロ・ガットゥーゾばりの闘争心を兼備する世界最高のセントラルMFのひとりは、今夏のW杯でクリスティアーノ・ロナウドに唯一欠けている至高のタイトルをもたらしうる存在だ。
ジョージア代表の後者は、北中米W杯に出場できない最大のビッグネームと言える。スピーディーかつパワフルな変幻自在のドリブルで局面を打開し、狭いコースに鋭いシュートを打ち込むアタッカーは、今大会で15試合に出場し、10得点と6アシストを記録(うち7得点が決勝トーナメント)。倍に近い出場数のリーグ・アンでの記録──28試合で8得点と4アシスト──をどちらも上回っているのは、レベルが高くなればなるほど力を発揮できる超一流の証だろう。
クバラツヘリア、デンベレ、ドゥエが並ぶ、高速かつ破壊力満点の3トップを誇るPSGは今大会のここまでで、44得点をマーク(アーセナルは29得点)。ボール保持率は60.3%(アーセナルは54.0%)とバルセロナに次ぐ数字を記録しているが、エンリケ監督は次のように語る。

