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「カップル競技やってみたい?」かつて高橋大輔が宇野昌磨に質問した時の“意外な答え”…本田真凜とアイスダンス挑戦のウラに「互いへのリスペクト」
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byJIJI PRESS
posted2026/05/28 17:01
アイスダンスでの競技復帰を発表した宇野昌磨と本田真凜
「隣は絶対自分がいい」宇野の強い気持ち
宇野はこれまで、「人のため」であることを原動力としてきた。例えば、長年、指導を受けつつ振付けを依頼していた樋口美穂子コーチについて、「美穂子先生の振付けが世界で通用することを示すために」滑ろうと思った。のちにステファン・ランビエールに指導を受けるようになると、「ステファンのために」世界一を目指そうとした。人のために頑張る力の強さは、シングル時代の成績や演技の深化という形で明確に示してきた。
今回もまた本田という存在があり、「人のために」がモチベーションになっている。とことんやり尽くすだろう。
本田もまた、真摯にスケートに取り組んできたスケーターだ。スケートに限らず真摯な姿勢は、宇野も先の言葉の中で触れている。敬意を抱く相手だから本田も全力で取り組むはずだ。何よりも、オリンピックという舞台を再び目指せるのだから。
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目指すべき場を提示した宇野はこう語ってもいる。
「ぶっちゃけると、僕じゃなくても真凜のスケートのよさは伝わると思うんですね。仮に僕じゃない素晴らしいアイスダンサーと組んだら、数年でトップレベルで戦っている、それくらい素晴らしいスケーターです。でも他の男の人とトップで滑るのを想像しても、いやそれはな、と思って。どうせなら、というか、隣は絶対自分がいいと思って。こういう決断になりました」
人のためであり、加えて、自分のために。
宇野昌磨と本田真凜の挑戦がスタートを切った。

