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「カップル競技やってみたい?」かつて高橋大輔が宇野昌磨に質問した時の“意外な答え”…本田真凜とアイスダンス挑戦のウラに「互いへのリスペクト」 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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photograph byJIJI PRESS

posted2026/05/28 17:01

「カップル競技やってみたい?」かつて高橋大輔が宇野昌磨に質問した時の“意外な答え”…本田真凜とアイスダンス挑戦のウラに「互いへのリスペクト」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

アイスダンスでの競技復帰を発表した宇野昌磨と本田真凜

 2人は2022年9月に交際を発表し、てらいなく歩んできた。その2人がアイスダンス挑戦に際して語った率直な言葉にこめられていたのは、スケーターとして、人として、相手に抱いているこれ以上ないほどの敬意だ。スケートでの力量に加え、その関係性がアイスダンスでの可能性の広がりを思わせる。

「カップル競技やってみたい?」高橋大輔の質問

 懸念の声も耳にする。1つは宇野の方が本田より小柄なこと、もう1つは宇野が28歳であることだ。

 ただ、2024年秋のアイスショー「ワンピース・オン・アイス」で本田をリフトしたのを皮切りに、「アイスブレイブ」では一段成長した姿を見せた。2024年10月から今日まで、トレーニングや練習を積んできただろう。また年齢で言えば、高橋大輔という先例がある。2020-2021シーズンからアイスダンスに挑戦したがその時点で34歳。2021年には日本アイスダンス歴代最高得点を出し(その後さらに更新した)、2022、2023年の世界選手権に出場。2023年には日本歴代最高タイの11位となっている。

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 余談めいた話になるが、2021年11月、NHK杯のエキシビションの中で、高橋大輔が宇野を相手にインタビュアーの役割を担いながら話を聞くコーナーがあった。

 高橋は宇野に尋ねた。

「シングル競技が終わったあと、カップル競技やってみたいなとかそういう気持ちある?」

 宇野は「まず自分を客観的に見たときに、スケーティングがうまい選手ではないです」と語った上で、続けた。

「アイスダンスはフィギュアスケートの中でもカテゴリーが違うくらいスケートの芸術性を表している競技だと思っているので、僕は無理だなと、身長的にも無理だと思っています」

 いざ挑戦することが現実となってみると、そのやりとりが感慨深くもあり、また無意識の部分で高橋がアイスダンスに挑戦したことが宇野の決意にも影響を与えていたかもしれない。

【次ページ】 「隣は絶対自分がいい」宇野の強い気持ち

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