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高校時代は野球部「エースで主将」がまさかの転身…偏差値70超“異色の国立大ランナー”が《関東インカレ決勝進出》目指すは「大学史上初の箱根駅伝」の衝撃

posted2026/05/25 11:25

 
高校時代は野球部「エースで主将」がまさかの転身…偏差値70超“異色の国立大ランナー”が《関東インカレ決勝進出》目指すは「大学史上初の箱根駅伝」の衝撃<Number Web> photograph by Takashi Shimizu

関東インカレ2部5000mで国立大勢唯一の出場となった一橋大4年の有川紘樹。高校時代は「野球部でエース」だった異色のランナーの現在地は?

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別府響

別府響Hibiki Beppu

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Takashi Shimizu

 青学大に駒沢大、国学院大……居並ぶのは錚々たる大学駅伝の強豪ランナーたちだ。

 5月21日から栃木県のカンセキスタジアムで行われた105回目の関東インカレ。大会4日目の2部5000mでは、今季の駅伝シーズンを占うような激しいデッドヒートが繰り広げられた。

関カレ5000mに“スポ薦ナシ”国立大ランナーが

 そんなハイレベルな舞台に、ただ一人の国立大勢として出場したのが一橋大4年の有川紘樹だった。

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「強豪校の選手はみんな顔見知りで、それぞれ仲が良くて。自分は国立勢としてはひとりだけだったので、ちょっと心細い感じでした(笑)」

 レース後にはそんな風に苦笑していた有川だが、順位こそ24位に終わったものの14分05秒54と大舞台で自己ベストをマーク。また、初日に行われた2部1500mでは予選を突破し決勝まで進出(※決勝は10位)するなど、確かな実力を発揮して見せた。

 有川の所属する一橋大は東京の国立市に本拠地を置く文系の国立大学だ。

 日本では東大に次ぐ入学難易度を誇り、予備校などでは日本屈指の難関校として名前が上がる名門大である。当然ながら強豪チームとは異なりスポーツ推薦制度はない。加えて大学規模が小さいこともあり、スポーツの世界でその名前を聞くことはほとんどない。

 そんな環境下にもかかわらず、有川はハイレベルな出場標準記録を突破し、2年時から関東インカレに出場。今年2月に開催された学生ハーフマラソンでは、1時間2分58秒のタイムをマークした。これは年始に箱根路を駆けたランナーたちと比べても遜色ない記録でもあり、今秋の箱根駅伝予選会に向けても大きな可能性を感じさせる走りとなった。

「今季の一番の目標は箱根駅伝予選会で良いパフォーマンスをして、(学生連合チームの一員として)本選出走を決めることです。決まれば一橋大の学生として初の箱根出場になるので、それを目指して頑張りたい。春夏はもちろんトラックレースも出ますが、年間通してハーフマラソンを走れるように一貫性を持って練習しています」

【次ページ】 高校時代は「硬式野球部のエースで主将」!?

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